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「0歳児が保育園に入るまでにお家でできること」を保育士が教えます!

この記事では、保育士の中田 馨さんが保育園に入るまでにできることについてお話しします。1つ目は粉ミルクにチャレンジすること、2つ目は離乳食を進めること。3つ目は保育園のリズムで生活することです。

保育園に行く赤ちゃんのイメージ

 

こんにちは。保育士の中田 馨です。秋になると、そろそろ来年4月入園の申し込みが始まる自治体も多くなってきます。私の保育所も夏休みごろから見学に来られる親子が増えてきました。

 

今おなかにいる赤ちゃんも生まれたばかりの赤ちゃんも、4月には生後6カ月ごろになり、保育園に行くことになる赤ちゃんもいると思います。保育園に預ける場合、入園前にお家でできることはあるでしょうか?

 

1. 粉ミルクにチャレンジ

保育園では粉ミルクを飲むことになります。母乳で育った赤ちゃんは、その味を嫌がることがあります。また、哺乳瓶の乳首を嫌がることもあります。冷凍母乳の受け入れをしてくれる保育園だとしても、哺乳瓶で飲まなければいけません。食事(ミルク)がとれなければ、保育時間がなかなか長くならないという例もあります。ですので、保育園に行くまでに一度チャレンジしてみましょう。

 

とはいえ、赤ちゃんはよくわかっているので「ママ! コレじゃなくて、おっぱいがあるでしょ!」と断固拒否する子も多いです。そんなときは、無理強いせず保育士さんに相談してみましょう。保育士さんは毎年何人もそんな赤ちゃんを見てきていますので、そんな悩みにも答えてくれるはずです。

 

2. 離乳食を進める

生後5、6カ月ごろからスタートする離乳食。保育園では赤ちゃんの月齢や発達を見て離乳食を進めていきます。入園前に「どんな食材をどんな調理方法で食べられているようになっていればいいか?」を聞いておきましょう。無理やりステップアップすることはありませんが、月齢にあった食材に食べ慣れておくことも大事です。

 

3. 保育園のリズムで生活する

入園日が近づいてきたら、保育園の生活リズムで生活してみましょう。まずは起きる時間と寝る時間からスタートです。仕事が始まると、赤ちゃんの準備と自分の準備を同時並行でおこなわなければならなくなります。頭の中での計画通りに進めばいいですが、赤ちゃんは計画通りに行動してくれません。これは、子どもが小学生になっても同じです。

 

わが家は小学生と中学生の子どもの発言や行動で毎朝イレギュラーの連続です。もっと家族全体が余裕を持たなければいけないと反省しています。そんな私の反省を踏まえつつ、まずは余裕をもって朝をスタートするところから始めてみましょう。

 

それができたら、ごはん(ミルク)、活動、お昼寝など、保育所のリズムをまねて、夜も早めに寝るようにしてみましょうね。

 

 

まずはできるところからチャレンジ。入園前に無理は禁物です。保育園が始まると強制的にその生活になりますので、それまでは親子の触れ合いも大切にしながら、生活を送ってくださいね。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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