結婚後、モラハラな言動が目立ちだした夫。家事も育児もカスミさんに丸投げし、夜には無理やり行為に及ぶようになりました。カスミさんは夫の言動がモラハラだと認識していますが、専業主婦で金銭的な不安があり、夫と離婚できずにいました。
モモナちゃんが幼稚園へ入園したころ、アキトさんは傍若無人な友人を自宅へ招き飲み会を行います。友人が帰ったあと、「表情が暗かった」とカスミさんの髪を掴んで引きちぎり、罵声を浴びせました。
その様子を見ていたモモナちゃんは夕食中、なんとか緊迫した空気を変えようと懸命に明るく振る舞います。モモナちゃんにもつらい思いをさせていたことに気づいたカスミさん。
一方、アキトさんは相変わらず少しでも気に入らないことがあれば暴言を吐く毎日。そして、しばらくカスミさんを無視することにしました。
モラハラ行為に快感を覚えている夫
夫に無視され、不安そうな表情を浮かべるカスミさん。その表情にアキトさんは「たまんねえ……」と優越感に浸りながら、カスミさんへの不満を解消します。
会社でも高評価を得たことで上機嫌だった矢先、カスミさんからの電話が入りました。
母親が交通事故にあったから娘のお迎えに行ってほしいというお願いに対し、「一つ貸しな?」と言う夫。
緊急時の娘のお迎えでさえ「自分の仕事ではない」と思っているからこそ「貸し」という言葉が自然にでるのでしょう。
常に自分の感情ばかりを優先しているアキトさんは、当然義母の身を案ずる気持ちもまったくないようです。モラハラ行為が悪いことだと認識できていない原因は、そこにあるかもしれませんね。
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