息子の秘密の会話
おにぎりを食べる息子たちにそっと近づき、「静かに彼らの話に耳を傾けるように」というママ友のジェスチャー通り、黙って近くにしゃがんで話を聞いていると「ずるいよなー妹って!」と、妹と自分の扱いの差へのクレームが飛び交っています。
私の子どもは2歳差の男女2人です。兄である息子には「お兄ちゃんだから」という理由で我慢をさせたつもりはありませんが、本人はそうではなかったよう……。
よく見るとそこにいたのはみんな、第一子の長男たち。7歳〜9歳と、年齢に少しばらつきはあるものの、みんな妹がいるという点まで共通していたのです。
「妹がグズグズすると、ちょっとわけてと言われて我慢ばかりしている!」
「妹は泣けばどうにかなると思っている!」
「妹はなんでも許される!」
一列に並んでそんな話をする後ろ姿は、なんとも愛おしいものでした。
今回たまたま集まったメンバーなのか、これまでもみんなで妹の話をしていたのかはわかりません。話していた通り、理不尽な思いをさせていたら申し訳ないですが、せめて、こんなふうに消化できていて良かったなと思いました。
また、私も無意識のうちに「お兄ちゃんだから」と言ってしまったり、妹を優先していたりすることもあるかもしれません。接し方には気をつけて行きたいなと思った出来事でした。
著者: 影山 ミカ/30代 女性 会社員。夫と子ども2人の鬼嫁。ピラティスが趣味。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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