ほんの一手間でいつもの塩さばが圧倒的に美味しくなる!
今回参考にしたのは、株式会社カネジョウ大﨑さんの公式ページで紹介されていた「フライパンでの塩さばの焼き方」。
カネジョウ大﨑さんは、千葉県銚子市にある創業1971年の老舗塩さばメーカーです。青魚の加工を専門にしている会社とのことで、これは期待大。
フライパンで、ふっくら美味しい焼きさばを手軽に作れる方法は必見ですよ。
「魚焼きグリルの掃除が面倒で、焼き魚は敬遠している」という方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
株式会社カネジョウ大﨑さん直伝「フライパンでの塩さばの焼き方」
材料(塩さば1枚分)
- 塩さば…1枚(2切れ)
- サラダ油…大さじ1
- 料理酒…適量をお好みで
料理酒はなくても大丈夫ですが、仕上げにかけることで数段美味しくなるので、ぜひ!私は、大さじ1程度の料理酒を使用しました。
手順①塩さばの水分を取る
塩さばの表面に水気がついている場合、キッチンペーパーで拭き取りましょう。
手順②塩さばを焼く
フライパンにサラダ油をひいて熱し、塩さばを焼きます。最初は皮目を下にして、こんがりと焼き目がつくまで中火で3〜4分焼きましょう。
さらにふっくら仕上げたい方は、ここで料理酒を回し入れてください。
この一手間で、やわらかい食感に仕上がります。
手順③裏側も焼く
丁寧にひっくり返したら、弱火で3〜4分焼きます。火が通ったら、完成です!
【実食】こんがり焼けたさばを食べてみた!
脂がのった塩さばに、こんがりと焼き目がついて美味しそう。
身がやわらかく、皮目のパリッと焼けた部分とのコントラストがたまりません。
料理酒を入れただけでこんなにふわっと仕上がるなんて、ちょっとびっくりですよ。
噛み締めるたびに、さばの脂と旨みが口いっぱいに広がり、贅沢な気分に。
いつもより美味しいと感じたのですが、気のせいだといけないので、テクニックなしで焼いた塩さばと食べ比べてみました。
左がいつも通り焼いた塩さば(①の水分拭き取り&料理酒を入れる工程を省略しています)、右がカネジョウ大﨑さん式の焼き方をした塩さばです。
いつもの塩さばももちろん美味しいのですが、カネジョウ大﨑さん式の塩さばの方が、感覚的に3倍くらいジューシー。
左の塩さばは、身がきゅっと締まっていて少しだけかたいのですが、これがいつもの味。
同じパックに入っていた塩さばなので、元々の質にそこまで差はないはずなのですが、旨みの濃さも段違いです。
ほんの少しの手間でここまでグレードアップするとは……今後の私の塩さばライフが、明るいものになりました。
私流にアレンジ!ふっくら焼けた塩さばを「ばら寿司」に
美味しく仕上がった塩さばを、私の大好きな食べ方、ばら寿司にしていただいてみましょう!
材料(たっぷり1人分)
- 温かいご飯…1膳分
- 焼いた塩さば…1切れ
- 大葉…2枚
- 白いりごま…適量
- 寿司酢…適量
寿司酢の量は、パッケージ記載の分量に従いましょう。
作り方①酢飯を作り具材を混ぜ込む
温かいご飯と寿司酢を混ぜ合わせて、酢飯を作ります。
骨を取った焼きさば、刻んだ大葉、白いりごまを混ぜ合わせて完成です。
たったこれだけで、食べごたえ抜群のばら寿司に。
こんがりと焼けた塩さばの香ばしさと、酢飯のさっぱり感は相性抜群。ほどよい酸味で、塩さばの旨みがより引き立ちます。
寿司酢と塩さばの塩気のみで味が決まるので、失敗することもありません。ふっくらと焼いた塩さばを使って、ぜひ作ってみてくださいね!
塩さばの焼き方はプロのテクニックを参考にしよう
今回実践した裏技は、塩さばの水気を拭いてから焼く、焼き時間を守る、料理酒を加えてふっくらさせるというシンプルなものでしたが、効果は絶大。
特別な材料や道具も必要ないので、塩さばを焼く際にはぜひ試してみてくださいね。