海外出張時に3食がっつり食べ、増量の予感
職場が在宅勤務になったのは、私が44歳のとき。そこから一気に8kg太るという妊娠期以来の経験をしましたが、これまで体型に悩んだことのない自分のプライドを賭けて、2カ月で8kg戻すことに成功。それ以降、在宅勤務は継続していますが、また体重が増えることもなく元の数字をキープしているのが私の自慢でした。
そんな中、約10日間の海外出張をすることに。現地では朝から晩まで走り回る毎日で、しっかり食べないととても体力が保てません。現地では肉類のほか魚介類や乳製品、パンや果物など何を食べてもおいしく、毎日3食しっかり食べていました。在宅勤務時とは違い、朝食と昼食をしっかり食べていたのが普段の在宅勤務時との大きな違いで、「毎日3食こんなに食べていたら太るだろうな……」と思いつつ、帰国してから減量すればいいやとあまり深刻には捉えていませんでした。
増量した2kgが元に戻らず焦る日々
帰国して体重計に乗ると、案の定1.5kg増えていました。とはいえ私は8kgを戻した実績があるので、この程度すぐに戻ると高をくくっていました。ですがその認識は甘く、アラフィフの1.5kgはまったく戻る気配を見せません。それどころか帰国後の多忙さが加わり、さらに0.5kg増量してあっという間に2kgの体重増となってしまいました。
友人にぼやいても「2kgなんて大したことないじゃない」と言われるのですが、砂糖の袋2つ分のぜい肉が増えているのですから、自分では明らかに身体が重くなったと実感し、おなか周りのもったり感も見た目から感じます。
何より「このたった2kgが戻らない」という事実に焦りを覚えました。数年前に簡単に8kg戻せたのとは異なり、更年期は痩せにくいと言われているのはこういうことなのだ……と初めて危機感を覚えました。
アラフィフ減量に必要なポイントとは
帰国後とにかく仕事が忙しく、朝食や昼食がとれないことも何度もありました。「こんなに食事も抜いているのに体重が減らない……」と、元スポーツマンの30代彼氏にぼやいたところ、彼からは「自分も経験あるけれど、体重を減らすには筋肉を使うのが一番だよ」とひと言。それにハッとした私は、そういえば数年前の減量時も、ちょこちょこ家トレに励んでいたことを思い出しました。
「そうだ、減量したいなら筋肉をつけて代謝を上げないと」と改めて気付いた私。そこからは多忙を言い訳にせず、半年近く怠っていたヨガを再開。私はオンラインヨガのサブスクに入っているのですが、ここ数カ月アクセスする時間すらありませんでした。予定が合えばやろうと思っているだけだと永遠にできないと気付いた私は、週3回のレッスン開始時間にアラームをセット。仕事中であろうが家事中であろうが、アラームが鳴れば必ずパソコンの前でヨガをスタートすることに決めました。
最初は体が重くつらかったのですが、ヨガをすると体温が上がり、軽く汗をかきます。「そうだ、体を動かしてこそカロリーを消費できるのだ」という基本に改めて気が付き、継続へのモチベーションも上がりました。
まとめ
週に3回のオンラインヨガを再開して2週間で、体の感覚が変わったことに気が付きました。体重計に乗ると0.5kg減っていました。そこから大きくは減らないものの、短時間のヨガでも定期的に体を動かし、汗をかくことは気持ちが良いです。やはりアラフィフの減量には、継続的に体を動かし消費カロリーを上げることが必須だと、改めて感じています。
この感覚を忘れずに、このまま体重が戻っても、「継続的に体を動かすこと」は常に心掛けようと思います。閉経後の友人からは「さらに体重が落ちにくくなる」と聞いているので、その時期になって焦らないためにも、今からの習慣化が大事だと心しています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:ナカムラ アキノ/40代女性。40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
イラスト/おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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