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キラキラネームより古風な名前が新しい♡「レトロネーム」人気ランキング!季節感ある名前が人気

奇抜なよみ方や難読漢字を用いた「キラキラネーム」が社会現象となった時期がありますが、令和の今、古風で雅な名前が人気を博しています。

女の子の赤ちゃんに名付けられる名前として、古典的で日本の伝統を感じさせる名前「レトロネーム」が注目されています。なかでも11月は季節を感じる名前が多数ランクインしました。

今回は11月に生まれた女の子3,868名の名前から、人気の「レトロネーム」をランキングで紹介します。

 

1位 楓(主なよみ:かえで)※同率

11月のレトロネーム首位に輝いたのは「楓」。2023年の年間名前ランキングでは22位、2024年は29位、そして11月の名前ランキングでは3位にランクインしました。秋生まれに毎年増加する「楓」を用いた名前「メープルネーム」のなかでも一番人気の名前です。紅葉をイメージする「紅葉ネーム」でもあります。

 

古くから美しい紅葉の象徴として日本人に愛されてきた「楓」。例年秋になると人気が高まり、9月は15位、10月は8位、そして11月には3位と徐々にランクアップしています。男の子の名前ランキングでも11月は36位にランクインし、男女ともに注目されています。

 

1位 彩葉(主なよみ:いろは) ※同率

同じくレトロネーム首位に輝いたのは「彩葉」。2023年の年間名前ランキングでは20位、2024年は17位と人気が高まっており、11月の名前ランキングでは3位にランクインしました。近年人気の「葉止めネーム」、かつ紅葉を連想させる「紅葉ネーム」の一つです。

 

「彩」という字には「色どり」や「色合い」といった意味があり、秋に葉が美しく色づく情景を思わせる名前です。「彩葉」には、多彩な魅力を持つ女の子に成長してほしいという願いが込められることも。また、「いろは」というよみ方は「いろは歌」を彷彿とさせ、古風で趣のある印象を与えます。

 

3位 詩(主なよみ:うた) ※同率

3位にランクインしたのは「詩」。2023年の年間名前ランキングでは13位、2024年は24位、そして11月の名前ランキングでは7位にランクインしました。

 

「詩」という名前には、感動をリズムに乗せて表現するという意味があり、豊かな感性を美しい言葉で紡ぐ人に育ってほしいという願いが込められることも。どこか古風で品のある印象を与える名前です。


同名では、パリオリンピックで団体銀メダルを獲得した柔道の阿部詩(うた)選手が活躍されています。
 

3位 結月(主なよみ:ゆづき) ※同率

同じく「結月」もレトロネーム3位にランクイン。2023年の年間名前ランキングでは11位、2024年は10位、そして11月の名前ランキングでは7位でした。

 

例年、お月見の時季である秋生まれは「月」にちなんだ「ムーンネーム」が増える傾向にあります。秋は空気が澄み、月が美しく見える季節です。月の出が早く、気温も比較的穏やかなため、季節感を取り入れた名付けが人気を集めているようです。

 

 

5位 紬葵(主なよみ:つむぎ) ※同率

5位にランクインしたのは「紬葵」。2023年の年間名前ランキングでは31位、2024年は42位、そして11月の名前ランキングでは12位にランクインしました。

 

高級な絹織物を意味する「紬」と、太陽に向かって力強く成長する植物を表す「葵」を組み合わせた名前。伝統の美しさと自然の力強さ、そして生命の輝きが感じられます。「つむぎ」というよみは2024年の年間よみランキング3位と、人気のよみとなっています。

 

5位 紬(主なよみ:つむぎ) ※同率

同じく5位にランクインしたのは「紬」。2023年・2024年と2年連続年間名前ランキングでは4位にランクインしており、安定して人気の名前です。11月の名前ランキングでは12位にランクインしました。

 

「紬」という漢字は、高級な絹織物を意味し、その由来は繭から糸を紡ぎ出す過程にあります。この名前には、古風で上品な趣きがありながら、知的で芯の強い印象も漂います。「人生の中でさまざまな経験を重ね、多くのことを学び吸収しながら、自らを一歩ずつ紡いでいってほしい」そんな親御さんの願いが込められているようです。
 

7位 楓菜(主なよみ:ふうな) ※同率

7位にランクインしたのは「楓菜」。11月の名前ランキングでは17位にランクインしました。


「楓」を用いた秋らしい季節を感じる名前「メープルネーム」。かわいらしい黄色い花を咲かせる菜の花を連想させる漢字「菜」を止め字に用いた、ほがらかで愛らしい印象の名前です。

 

 

7位 絃葉(主なよみ:いとは) ※同率

同じく、「絃葉」も7位にランクインしていました。2023年の年間名前ランキングでは63位、2024年は36位と順位を上げており、11月の名前ランキングでは17位にランクインしました。

 

「絃」は「弦」の現代的な表記として使われており、弦楽器の音を奏でるための糸や、弓に張る糸を意味します。「いと」と読むことで、古風ながらもかわいらしい響きを感じさせます。
 

7位 琴葉(主なよみ:ことは) ※同率

「琴葉」も同じく7位にランクイン。2023年の年間名前ランキングでは8位、2024年は12位、そして11月の名前ランキングでは17位にランクインしました。

 

日本の伝統的な弦楽器である「琴」に由来する名前で、繊細で美しい音色を思い起こさせ、古風で優雅な名前です。琴の音が奏でる静かで心に響く響きのように、気品や上品さを感じさせます。

 

7位 紬希(主なよみ:つむぎ) ※同率

「紬希」も同率7位でした。2023年の年間名前ランキングでは15位、2024年は24位、そして11月の名前ランキングでは17位にランクインしました。

 

5位にランクインした、近年人気の漢字「紬」を用いた名前です。漢字ランキングでは10月は31位、11月は27位にランクインしました。
 

◆女の子に人気のレトロネームは、紅葉を思わせる「楓」や「彩葉」など、秋の季節感を感じさせる名前「紅葉ネーム」が人気を集めました。また、止め字に「葉」を使った「葉止めネーム」も注目されており、自然の美しさや雅やかな印象が好まれていることがうかがえます。これから女の子の名前を考える方は参考にしてくださいね。


<調査概要>

調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方

調査期間:2024年11月1日(金)〜2024年11月25日(月)

回答件数:女の子:3,868件

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