家から出ずにストック食材で手軽にできるトマト煮
NHK『きょうの料理ビギナーズ』で料理研究家・武蔵裕子さんが紹介した「さば缶のじゃがいもトマト煮」を作ります。
さば缶とトマト缶、じゃがいもなど保存期間の長い食品で作れる簡単なレシピです。安いときにストックしておけば節約にも繋がりますね。
さばの煮汁がうまみになるので、スープの素は不要!トマト缶のうまみとの相乗効果で、シンプルな材料でも深みが出ますよ。
武蔵裕子さん「さば缶のじゃがいもトマト煮」の作り方
材料(2人分)
- さばの水煮缶…1缶(190g)
- じゃがいも…2個(300g)
- にんにく…1かけ
- トマトの水煮缶(カットタイプ)…1/2缶(200g)
- オリーブオイル…大さじ1/2
- 水…2/3カップ
- 塩…小さじ1/3
- こしょう…少々
※家にあるじゃがいも2個だと230g程度で少なかったので、今回は3個使用しています。
作り方①材料を準備する
じゃがいもは縦半分にしてから一口大に切ります。筆者は、半分にした後4等分にしました。約2分間水にさらして、水気を切っておきましょう。
皮については指定がなかったので、今回は皮付きのままにし、よく洗ってから切りました。
にんにくはみじん切りにします。
作り方②さばを炒める
フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかけます。
香りがたってきたら、さばの水煮を汁ごと加えて、木べらなどで粗くほぐしてください。
ほぐすのに調理用のシリコンスプーンを使うと、盛り付けまで使えて便利でした。
作り方③煮る
水とじゃがいもを加え、ふたをして中火で7分間ほど煮ます。
じゃがいもがやわらかくなってきたら、トマトの水煮を加えましょう。
再度ふたをして5分間煮込み、最後に塩とこしょうで味を調えて完成です!
火が強かったのか、ふたをしても水分がかなり減っていたので、焦げ付いていないか、たまに様子を見てください。
さばが主役!ホロホロの身とホクホクのじゃがいもで満足感◎
トマトとじゃがいもが味の骨格になるかと思いきや、さばが想像以上に主張してしっかりした魚料理!ざっくり崩して細かくしすぎないのが重要です。
じゃがいもは少し崩れていて、トマトソースがよく絡みます。
皮については指定がありませんでしたが、味付けがシンプルなので剥いてもよさそう。食感が気にならなければ、そのままの方が調理は楽でした。
トマトの主張は控えめでさっぱりした地中海風といった雰囲気。
個人的にはもう少しトマトの酸味と水分量が多くても好きかなと思ったので、1缶全部使ってみたいです。
調味料のちょい足しでもっとおいしく!
汁気が少なめだとさばとじゃがいもが少しモソモソしやすいので、手元でオリーブオイルやマヨネーズをかけると口当たりがかなり良くなります。
マヨネーズは塩味と酸味が増すので、途中で少しずつ試してくださいね。
シンプルだからこそ、ハーブやスパイスで香りをプラスするのもおすすめ。
イタリアンハーブならトマトが際立って、魚の主張が少し控えめに。カレー粉は一気にご飯が進む味に大変身します!
私はカレー粉とマヨネーズ、夫はオリーブオイル+ハーブがお気に入りでした。
家にさば缶とトマト缶を常備しよう
簡単に作れて、好みに合わせたアレンジも幅広くできて楽しかったです!栄養面では魚を食べたいけれど、調理が面倒だなと思っている方にもぜひ試してほしいレシピ。
ツナ缶でも代用できそうですが、細かいフレークではなくゴロッとしたものがおすすめです。まずは缶詰のストックを買って、いざという日に作ってみてください!
-
3分で簡単【リュウジさんズボラ飯】全部コンビニ食材でできる背徳「鮭マヨ」レシピ
-
【家事ヤロウで話題】ホットサンドメーカーで『チョコクリームチーズメロンパン』を作ってみた
-
【裏ワザを検証】白菜の「芯がとろとろに柔らかくなる」切り方!簡単解説