ガツンと肉!の台湾どんぶり
先日放送の『男子ごはん』は「台湾のどんぶり」という回。男子二人がビールと一緒に嬉しそうに食べるどんぶりは、本当においしそうで、見ているこっちも食べたくてしょうがなくなりました。
料理家・栗原心平さんが作り方を紹介してくださいます。材料は多いように見えますが、そんなに複雑ではなさそうです。
お腹をすかせて、いざ、作っていきましょう。
栗原心平さん「魯肉飯」の作り方
材料(2人分)
- 豚バラ肉(固まり)…400g
- たまねぎ…1/4個(60g)
- たけのこ(水煮)…100g
- にんにく…1片
- しょうが…1片
- 温かいご飯…2人分
- チンゲン菜…小2株
- ごま油…大さじ1/2
- 塩…少々
- 香菜…適量
【A】
- 水…400ml
- しょうゆ…70ml
- 紹興酒…50ml
- 砂糖…大さじ1.5
- みりん…大さじ1
- 八角…1個
- 塩…少々
紹興酒を買い忘れ、自宅にもなかったので、日本酒を使いました。たけのこの水煮は安かったのでせん切りのものを購入。これはみじん切りにするのも簡単でおすすめの作戦でした。
ご飯は冷凍していたものを使いました。
作り方①材料の下準備
たまねぎ、たけのこはみじん切りにします。にんにくは半分に切り、しょうがは皮付きのまま3等分に切りましょう。
豚バラ肉は厚みを縦に3等分に切ってから、横1.5cm幅にカットします。結構大ぶりでごろごろ迫力があります。
作り方②煮る
鍋に【A】、にんにく、しょうが、豚バラ肉を入れて強火にかけます。
沸いてきたら、たまねぎ、たけのこを加え、再び沸騰したら少しずらして蓋をし、中弱火で20分程度煮ていきましょう。八角としょうゆのいい匂いがしてきました。
蓋を取り、途中で混ぜながらさらに20分程度煮ていきます。時間をかけて煮詰めながら水分を少しずつ飛ばしていくのですね。
作り方③青菜の準備
煮ている間に、青菜の準備をしましょう。
チンゲン菜は根元を切り落として葉を1枚ずつはがします。フライパンを熱してごま油を引き、チンゲン菜を入れたら、塩をふって少ししんなりするまで強火で炒めましょう。
作り方④盛り付ける
器に温かいご飯を盛って、チンゲン菜をのせ、豚バラ肉を煮汁ごと盛りつけます。
香菜を添えて出来上がりです。いい感じじゃないですか!
これが魯肉飯!
八角が入るだけで、何やら本格的な印象になりますね。紹興酒を使うともっと濃厚な味になったのでしょうか。次回はちゃんと準備して作ってみようと思います。
ゆっくり時間をかけて煮込んだので、肉はやわらかくなっているし、味もしっかりしみこんでいておいしい!
たれがたっぷりかかったご飯と肉の濃い味を味わいつつ、シャキッとしたチンゲン菜を間にはさみ、さわやかな気分になったら、またご飯と肉に戻るという幸せループ。
ちょいちょい香菜を一緒に口に入れながら、結構な量だったというのに、あっという間に完食しました。お腹がいっぱい!
思いのほか簡単にできてしまった
煮込む時間はそこそこかかりますが、まぁ放置しておくだけです。極端に言ってしまえば調味料を合わせた汁で煮込んでいくだけ。
固まりの肉をゴロゴロと切って使うことで生まれる豚バラの存在感と、それをじっくり煮込んだやわらかな食感。炒めた青菜の歯ざわり、生の香菜の香り、それを全部まとめて受け止めるご飯。
思い出して書いているだけで、また食べたくなってきました。
皆様もぜひお腹ペコペコにして、トライしてみてくださいね!