裏ワザ①カイロを使わないときはこうして
一度開封したカイロは、冷たくなるまで使い続けるしかない……と思っていたら、自転車通勤をしている警視庁"中の人"が発信した、ある裏ワザがありました。
なんと、密封ポリ袋に入れると冷めた状態になり、取り出すと再び発熱するそうです。写真のようなチャック付きの袋にカイロを入れ、空気をしっかり抜くのがポイント。
実際に15~20分経って袋を触ると、カイロは冷たくなっていました。
そして再び取り出し、しばらくするとあたたかい状態になったんです。
このカイロの持続時間は12時間。試しに一度開封したカイロを約2時間使ったあと、密閉袋に入れて約24時間放置してみました。
取り出してみると……あたたかさが復活!すごい!!
空気と反応して発熱するという、カイロの仕組みを利用しているのですね。
通勤や通学中だけ使う方は、オフィスや学校に着いたら密閉袋に入れておくと、帰りまでカイロが長持ちするでしょう。
・お役立ち度★★★★★
理由:カイロの節約になる。袋も使いまわせるので、無駄がない。
裏ワザ②貼るカイロはココに貼って
日本気象協会のHPを見て、警視庁警備部災害対策課の方がポストしていた内容は、カイロを貼る身体の場所について。
寒い季節になると「手首、足首、首回りをあたためて」とよく耳にしますよね。
これらの部位は、皮膚に近いところに太い血管が通っているため、あたためることで血液の循環が促進されると言われています。
画像の赤い点は、東洋医学において「風門」と呼ばれるツボ。肩甲骨上部から首のつけ根あたりにあります。
「風」は風邪を意味し、ここから風邪が入ってくると言われているそうです。ここにカイロを貼ると、あたたまるだけでなく風邪予防にもなるのだとか。
確かに寒いと首から背中にかけて冷気が入ってきて、ゾクゾクッとすることがありますよね。さっそく貼ってみました。
しばらくすると、貼った箇所から背中全体があたたまる感覚がしました。さらに時間が経つと全身がぽかぽかした状態に。
・お役立ち度★★★★★
理由: 寒さから守られている安心感があって、本当に身体があたたまる。貼るカイロの定位置が決まった!
裏ワザ③貼るカイロは身体“以外”にも!?
熱くなりすぎることもあるカイロ。特に「貼るカイロ」の場合、オフィスや学校などでは、身体があたたまっても剥がしづらいですよね。
しかし、デスクワークだと足元だけ冷えるという方もいるのではないでしょうか?
そんなときは、椅子にカイロを貼るのがいいそうです。足を動かすことで、一か所をあたためすぎることもないとのこと。
私はいつもひざ掛けを使用しているにもかかわらず、ひざが冷えて冷えてたまりませんでした。
この方法をやってみると、ひざの冷えは感じられず、足元までぽかぽか。カイロが熱くなりすぎたときには、ずらせば解決。
長時間デスクワークをしていても快適に過ごせるので、仕事の効率も上がった気がします。
・お役立ち度★★★★☆
理由: 背もたれや腰の位置にも活用できそう。静かな環境では剥がすときの音が気になる。
寒い冬を乗り切ろう
暖房の効きにくい部屋でも、カイロでしっかりあたためれば、電気代も抑えられるかもしれませんね。
ぜひ裏ワザを思い出して、寒い冬を少しでも快適に過ごしましょう!