「そんな…」会議が長引き慌てて家に帰ると娘の姿がなく、携帯も出ない！焦って探した結果、娘がいた驚きの場所は…！

 

そろばんがある日は、学校から家に帰ってきたあと、そろばんバッグを持って、歩いて5分ほどの教室に通っている次女。そして、1時間後に帰ってくるのですが、近いので私は迎えに行かず、家で待っています。よく保育園のころのお友だち家族に、車に乗せてもらって帰ってくることもあってありがたいです。

 

ある日、私はそろばんの日に子ども会の打ち合わせで、役員さんの家で話をしていて次女の帰りに間に合いませんでした。夫は夕方から仕事のためもう家を出ていたので家には誰もおらず、玄関のカギは閉まっている状況。

 

娘の帰ってくる時刻より10分ほど遅くなってしまい、「家の前で待ってるかな？」と慌てて帰りましたが、玄関先に次女の姿がありません。「え！？どこに行った？」と心配になり、連絡が取れるようにと持たせているキッズ携帯にかけたのですが出ませんでした。

次女を探しに近くの公園を見に行くと、なんと、いつも一緒にそろばんに行っているお友だちと遊んでいました。お友だちは次女と一緒に私の帰りを待っていてくれたのです。

 

どうやら、そのお友だちのパパが車でそろばんから送ってくれたときに、私の車がないことから留守を察知してくださり、一緒に近くの公園で遊ばせてくれていたのでした。少ししたらわが家に戻り、私が帰ってきたか確認してくださる予定だったよう。「ありがとうございました！」とお礼を言うと、お友だちのパパは「大丈夫ですよ！ 一緒に楽しく遊んでいたので」と言ってくれたのです。

 

緊急用のキッズ携帯なのに、外出時によく持って行くのを忘れる次女。「もし、私が家にいなかったらどうする？」という話を次女としておけばよかったと私自身も反省しました。次女がひとりで待たなくてもいいように、一緒にいてくれたお友だちとパパに感謝した出来事でした。

著者：松田みさと／40代女性／2004年生まれの長男、2007年生まれの長女、2015年生まれの次女、長男とは15歳差の2019年生まれの次男の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。　

イラスト：きりぷち

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年12月）