義母「何日間も子どもを預けて、それでも親なの？」⇒娘はずっと家にいますけど…衝撃の事実が発覚

生活リズムが整ってきたので、そろそろ義母にも孫の顔をゆっくり見にきてもらおうということになりました。だいぶ遠慮してくださっていたようなので……。久しぶりに義母の好きなお菓子でも焼いて、お迎えしようと思います。

 

しかし、私が連絡をすると何だか義母の様子がおかしくて……。私の体調をすごく気づかってくれるのです。元気に過ごしていると話したところ、驚いていました。なにしろ、今週末には旅行の予定もあります。出産を頑張ったご褒美に、夫が1泊2日のひとり旅をプレゼントしてくれたのです。留守の間は、夫が娘の面倒を見てくれます。

 

すると、何やら思い詰めたような様子で義母が話し始めました。そんなに子どもと離れて大丈夫なのかと問われ、キョトンとした私。たった1泊の旅行なので……。しかし、義母の口から出た話にはびっくりしました。私が義母に、2週間も娘を預けていると言うのですから。

 

「子どもを何日も預けっぱなしで」
「それでも母親なの！？」
つらい現状を夫や周りに話して、もっと助けを求めたらきっとみんながサポートするからと言われて、ますますキョトンとしてしまいました。一体何の話なのでしょう？ だって……。
「娘はずっと家にいますけど」
「何の話でしょうか……？」

 

義母は、すべて知っているから隠さなくていいと言いますが、本当に隠すものなどなく……。義妹から何か聞いたようなのですが、私が彼女に育児について話したことはありません。義母が言うことには、私が義妹に助けを求め、彼女経由で義母に娘を預けていると。そこで私は、ビデオ通話をすることにしました。

 

すると、衝撃の事実が発覚。しかし、とにもかくにも小さな命を守りたいと、私と義母は奔走。そして、自分勝手なある女性にお仕置きをすることにしたのです。

 

翌日、義母の携帯電話に義妹から連絡が入りました。私の娘を迎えに行くと言ってきたので、「いま、あなたの自宅で子守りをしている」と伝えたところ、笑い飛ばされました。誰もいない家に入れるはずがないと……。

 

本来なら義妹の夫は長期出張中ですが、運よく今日は帰ってこれたようです。じつは、私たちが呼び出しました。緊急事態を知り、慌てて帰ってきた義妹の夫。そして、私たちの隣で猛烈に怒っています。

 

義母は義妹に尋ねました。一体、自分に預けた子は誰の子なのかと……。

 

慌てて帰ってきた義妹はみんなから責められ、大変なものでした。義母に預けていた子は義妹の子で、不倫の末できたと話しました。夫がいつも不在でさびしかったと言いますが、こんな裏切りはひどすぎます。そして夫には内緒にしようと、子どもを引き取ってくれる施設を探していたというのです。

 

義妹は夫に謝っていましたが、謝られたところで許せるはずはなく……。離婚も確定のようです。生まれてきた子は、養子として引き取られることになりました。義母は、手放さなくてはならない孫に対して申し訳ない気持ちでいっぱいのようです。

 

引き取られた子は、新しい両親のもと幸せに暮らしているとのこと。私たちも義妹と一緒に可能な範囲で成長を見守りたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

義妹の行為は許されるものではありませんが、赤ちゃんが無事で何より。養親のもと、元気にすくすく育ってほしいですね。

 

【取材時期：2024年11月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。