韓国ドラマ『ブラインド』(블라인드)
真の善悪は誰によって裁かれるのか――
不可解な謎につつまれた連続殺人事件の真実を追うサスペンスドラマ!
韓国ドラマ『ブラインド』キャスト
オク・テギョン(2PM)、ハ・ソクジン、チョン・ウンジ(Apink)
リュ・ソンジュン刑事(演:オク・テギョン)
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ムヨン警察署の刑事。
血の気が多く問題ばかり起こして両親を困らせている。
父親は最高裁判所判事。兄ソンフンも優秀な判事。
事故により少年時代の記憶を失い、過去に何があったのか苦悩する日々が続く。
ソンフン判事(演:ハ・ソクジン)
真面目な判事。
ソンジュンの兄。
チョ・ウンギ(演:チョン・ウンジ)
© STUDIO DRAGON CORPORATION
U-NEXTにて配信中
社会福祉士。
母親は看護師だが、父親は明かされていない。
韓国ドラマ『ブラインド』はどこで見られる?
・U-NEXT
・レミノ(第1~3話無料)
・Amazonプライム・ビデオ(第1話無料)
・Hulu
Netflixでは配信されていません(2024年12月17日時点)。
韓国ドラマ『ブラインド』ネタバレ注意な見どころ
犯人はだれですか?
もうSEO的にも犯人が誰なのか書きたいけど……ドラマを見てください!
スタジオドラゴン節さく裂
韓国ドラマ『ブラインド』はスタジオドラゴン制作のドラマです。
日本でスタジオドラゴンの知名度を爆上げしたのは韓国ドラマ『愛の不時着』や『ヴィンチェンツォ』ですね。「韓国ドラマは面白い!」を日本に根付かせた会社だと思います。
そのスタジオドラゴンの制作の韓国ドラマを楽しむ要素のひとつが"犯人は誰だ!?”です。
編集部も数々のスタジオドラゴン企画・制作ドラマを見てきましたが、犯人予想を外してきました(泣)。
だがしかし……膨大なスタジオドラゴン作品を見てきたので、もうスタジオドラゴンの術中にはハマらないぞ!ということで、結果的に韓国ドラマ『ブラインド』の犯人予想は当たりました(笑)。
が……。
途中、その自信が揺らいで「えっ、この人が犯人じゃないの!?」とグラついたのも事実。結局、スタジオドラゴンの術中にドはまりした作品です。
サスペンスだけじゃない!韓国ドラマらしいヒューマンドラマ要素も
韓国ドラマ『ブラインド』全16話の平均視聴率は2.6%とかなり低いです。
第1話から監禁、血、暴力、脱走などなど面白い要素も胸キュン要素も10,000%無いです。
終始無いです!
犯人不明の凶悪な殺人事件が続くサスペンスドラマなので、苦手な方も多いと思うのでこの低視聴率も仕方がないかもしれません。
ただ、このドラマのメッセージは単純な真犯人を当てるドラマではないです。
国民の司法参加をテーマにした裁判員裁判も重要な要素になっています。
凶悪な殺人事件を選ばれた国民が審理します。凶悪な殺人事件の背景に何があったのか知ることになります。
いかなる理由でも復しゅうは許されないとわかっていても、韓国ドラマらしい強いメッセージ力がありました。
最終回は切なくて泣ける
© STUDIO DRAGON CORPORATION
U-NEXTにて配信中
韓国ドラマ『ブラインド』の最高視聴率は第1話の3.38%でした。
オク・テギョン主演という注目度から第1話の視聴率の高さは理解できます。そこから痛々しいので視聴率は下がったと思います。
ただ、最終回(第16話)の視聴率3.13%は、第13話の視聴率3.15%に次ぐ3番目の高い視聴率です。
第13話ぐらいから犯人と動機が解明されていくので、結末が気になる方が出てきたと思います。
そして最終回。
もちろん、犯人は誰なのか。
その動機は……となるのですが……。
視聴していると、心のどこかで執行猶予がつく判決がでるのでは!?と、スタジオドラゴンさんの優しさに期待しちゃうかもしれません。
『ブラインド』とは
『ブラインド』は「目の見えない」や「覆い隠す」。インテリア用語では「日よけや目隠しのために窓にとりつけたよろい戸」。
この韓国ドラマ『ブラインド』を見終わると、この作品タイトルの奥深さも感じると思います。
韓国ドラマ『ブラインド』視聴率とあらすじ
視聴率(ニールセン・コリア全国)
© STUDIO DRAGON CORPORATION
U-NEXTにて配信中
韓国ドラマ『ブラインド』全16話の平均視聴率は2.6%でした。
最高視聴率は第1話の3.38%。
最低視聴率は第5話の1.78%でした。
あらすじ
ある日、ムヨン市の土手で無残にも口を切り裂かれた女性の遺体が発見された。
ムヨン警察署に勤める強力班刑事のソンジュンは捜査を進める中で、児童センターで働く社会福祉士のウンギと出会う。
ソンジュンは容疑者を検挙するも、容疑者は頑なに否認し、さらに国民が裁判に参加する陪審員制度を要請する。そして、陪審員としてウンギを含む9人の市民が選定され、その裁判はソンジュンの兄であるソンフン判事が担当することとなった。判決は有罪となり、一件落着かと思いきや、翌日も口を切り裂かれた遺体が発見される。
その遺体はなんと、先日の陪審員の1人だった。ソンジュンはソンフンとウンギと共に、真犯人を捜すため秘密の捜査に乗り出す…。
韓国ドラマ『ブラインド』と合わせてチェックしてほしい韓国ドラマ
韓国ドラマ『ウォッチャー 不正捜査官たちの真実』
(C)STUDIO DRAGON CORPORATION
出演している韓国俳優ソ・ガンジュンといえば、韓国ドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」でピアノを弾いているのが印象的でした。
が……、ウォッチャー 不正捜査官たちの真実では殴られまくり出血しまくりの警察役です。
ドラマの楽しみ方はキャスティングやルックスで犯人を予測する楽しみもありますが、ウォッチャー 不正捜査官たちの真実もその作品に該当します。
冒頭から「みなさん、この人が犯人ですよ……」という雰囲気を作ってくる作品なのですが、ラストのラストまで「あれ?この人が犯人じゃないの?えっ実はいい人?」みたいな展開に頭が疲れます。
本格心理スリラーなので、監禁系や銃撃など痛々しいシーンが多いです。
美しいピアニスト役のソ・ガンジュンを、ここまで痛めつけるのか……と。
ソ・ガンジュンに胸キュンするシーンは皆無です。
この「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」は「愛の不時着」「ヴィンチェンツォ」を手掛けたSTUDIO DRAGONなので、物語のオチは簡単ではなく二転三転は当たり前で、最後まで楽しませてくれます。
韓国ドラマ『怪物』
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この作品は、ドンシクの妹が失踪した事件の解明です。
その事件の真相が、盗聴で全部分かってしまうという展開で、「えっ……全部しゃべっちゃうのかよ(三村風)!」と、ガッカリ感も。
韓国ドラマは、ドライブレコーダー・防犯カメラ・スマホの通話記録などなど、けっこうな証拠映像に犯人が映っています(笑)。
でも、権力などで映像消したり・あまりそこは触れなかったり……するのも韓国ドラマあるある。
「怪物」は前半がすごく謎めいて面白かっただけに、後半の真相究明がちょっと強引かなぁ~という作品でした。