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「旅費は1人5万円よ!私に振り込んでね!」と義姉⇒私「…おかしいですね」真実を暴いた結果、がめつい義姉の末路は

子ども同士の年齢が近いこともあり、家族ぐるみでの付き合いをしていた義姉夫婦。しかし、義姉はがめついところがあり、たまにトラブルを起こしていたのです……。

そんな義姉夫婦の一人息子の誕生日に呼ばれた私たち家族。しかし、義姉は私たちが渡したプレゼントに納得がいかないようで……?

 

 

誕生日プレゼントへの文句

まるできょうだいのように仲の良い義姉の息子と私たちの娘。娘は1週間くらい前から張り切って、プレゼント用のクッキー作りをひたすら練習していました。一番よく焼けたクッキーを渡すと、義姉の息子は大喜び。

 

しかし、誕生日会後に義姉から「正直に言うけど、あのプレゼント……ちょっと物足りなかったの」と連絡が。

 

「娘さんの気持ちはすごくうれしいんだけど、形に残らないものってさみしくない?」「それに、結局は薄力粉と卵混ぜて焼いただけだし、お金をかけてないプレゼントってちょっと非常識じゃないかな?」「親しき仲にも礼儀ありっていうし、もう少しちゃんとしたものを用意してくれない?たとえば、この間出たあのロボットのおもちゃとか」

 

義姉が提案してきたおもちゃは、3万円もする高級なもの。保育園児にあげるには高価すぎるおもちゃです。

 

私が唸っていると、「あなたたち共働きじゃない!うちと比べて余裕があるはずよ!」と義姉。たしかにうちは共働きですが、娘の将来の教育や習いごとのために貯金をしているのです。決して余裕があるわけではありません。

 

「プレゼントの価値はお金じゃないと思うんです」「娘の気持ちも大切にしたいので、今回はこのままでお願いできませんか?」と言うと、「はぁ……そこまで言うならしょうがないわね、すごくがっかりしたけど、我慢してあげるわよ!」としぶしぶ納得してくれた義姉。

 

「でもこれからのことはしっかり考えてよね!」「家族ぐるみの付き合いなんだから、次からはちゃんとしたものを頼むわよ?」と言う義姉に、私はため息をつくほかありませんでした。

 

 

 

突然の旅行の提案

翌日――。

 

再び義姉から連絡が。義姉は機嫌よく、「今度みんなで一泊二日の温泉旅行に行かない?」「子連れにやさしくて、良さそうな旅館を見つけたの!」と提案してきました。

 

「それは素敵ですね!」と言うと、「じゃあ決まりね!今月末は開けておいてね!」と義姉。あまりにいきなりだったので、私はびっくり。

 

「こないだの息子の誕生日会のこと、まだ気になっててね……」「もらったクッキーも食べちゃって、手元になにもなくて息子がかわいそうなの」「だからもっと素敵な思い出を作りたいなって思って!今月中じゃないと、うちの息子の誕生月じゃなくなっちゃうじゃない?」

 

娘ががんばって作ったクッキーをそんな風に言われて、腹が立った私。怒りを抑えながら、「精一杯の気持ちを込めたつもりだったんですけどね……」と言いました。

 

「もちろん、気持ちはうれしかったわよ?でも、やっぱり特別な思い出づくりは必要だと思うの!」と義姉。そして、義姉は「手配は全部私に任せて!」と言い出したのです。

 

いつも「予約が苦手」と言って、お店の予約をすべてわたしに押し付けていた義姉。なんだかきな臭さを感じましたが、「今回は私から誘ったんだし!」と言った義姉に任せることにしました。

 

 

がめつい義姉の末路

楽しい温泉旅行から帰ってきた翌日――。

 

「早速だけど、旅費を回収してもいいかな?」と連絡してきた義姉。「もちろんです、いくらでしたか?」と聞くと……。

 

「旅費は割り勘で1人5万円!家族3人で15万円よ!」

「今すぐ私に振り込んでちょうだい!」

「…おかしいですね」

「は?」

 

義姉はなんと「1人5万円だったから、あなたたち家族3人分で15万円!」と言ってきたのです。あまりの高額請求にびっくりした私。「念のため、請求書を見せてもらえますか?」と聞くと、「まさか私を疑ってるの?」と義姉は逆ギレ。

 

実は、チェックアウト時に旅館に頼んで、請求書をもらっていた私。それには2家族6人分の宿泊代として18万円と記載されていました。

 

それを言うと、義姉は「……たしかに請求書は1人3万かもしれないけど、予約の手数料がかかってるの!」「あと、私が予約を取ったんだから、そのお礼代も含めたのよ!」と苦しい言い訳をしてきました。

 

もしも私が請求書をもらっていなかったら、1人につき2万円も義姉に多く取られるところでした。「どうしても1人につき5万円払ってほしいなら、私を納得させてください」「これはちょっと、これからのお付き合いを考え直すレベルです」と言うと、義姉は「ちょっと待ってなさい、納得できる請求書を用意してやるわよ!」と言いました。

 

 

 

しばらくして、スマホに義姉から請求書の画像が送られてきました。「捨てた請求書をゴミ箱から漁ったのよ!」とメッセージがついていましたが、それにしてはやけに綺麗な請求書でした。

 

「これ、画像を旅館に送って、発行したかどうかを確認してもらってもいいですか?」と言うと、「私は悪くないわよ!息子への誕生日プレゼントをケチったあんたたちが悪いんだから!」「ちょっぴり請求書をいじっただけじゃない!」と義姉はまたも逆ギレ。

 

そこで、私は「旅行中にお義兄さんから聞いたんですけど……。息子さんのお誕生日プレゼント、まだ何もあげてないんですって?」と聞いてみました。

 

義兄は「俺たちからのプレゼントは人気のおもちゃにしたんだけど、なかなか発送されなくて」「息子を待たせていて申し訳ないんだよね」と言っていたので、何をあげようとしているのか尋ねてみたのです。義兄が見せてくれたのは、先日義姉が私にねだってきた3万円のロボットのおもちゃの画像でした。

 

思わず、「これ、この間お義姉さんが私に買えって言ってきたおもちゃです!」と言ってしまった私。義兄と話をするうちに、義姉が息子へのプレゼント代をネコババしている可能性が浮上してきたのです。

 

「ど、どうしよう……!旦那にもバレてるなんて!」「家計の使い込みも絶対バレてる!」「お願い!助けて!なんとかして!」と大慌ての義姉。

 

私は「お義兄さんにも、私たち家族にも嘘を重ねても、もうどうにもならないと思います」「まずはすべて正直に話すことですね。旅費はお義兄さんに確認してからお支払いします」とだけ言って、やり取りを終えました。

 

その後――。

 

 

義兄により、義姉の雑な家計管理と貯金の使い込みが発覚。今回に限ったことではなかったようで、義兄は激怒し、「息子の誕生日プレゼント代にまで手をつけるような妻はいらない」と言って離婚を決断。義姉は何も言い返せず、おとなしく離婚届にサインしたそうです。

 

義兄夫婦の息子は、義兄が引き取ることに。義兄は仕事が忙しい人なので、うちで義兄の息子を預かることも増えました。娘は「一緒にお泊まりできてうれしい!」と大喜び。義姉に思うところはありますが、前よりも仲良くなった2人を見て、私たち夫婦は幸せな気持ちになっています。

【取材時期:2024年11月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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