手に小ジワが!このままじゃヤバイ
当時46歳の私は年齢による肌の変化が気になり、いわゆるエイジングケアにいそしんでいました。とはいっても、気になっていたのは顔ばかり。あるとき、車を運転中に信号待ちをしながら、ふとハンドルの上に置いた手先が目に入りがくぜんとしたのです!
想像していた以上に年齢を感じさせる手先を見て強いショックを受けた私は、それからはハンドクリームをこまめに塗るなど手先のケアも意識するように。そして、水仕事の後のかさつきが気になっていたのでゴム手袋を使おうと考えました。以前、肌のデリケートな友人から、水仕事のときには必ずゴム手袋を使用していると聞いたことがあり、ゴム手袋は手先の保護にはとても良いと思い使い始めたのですが、作業がしにくいので結局三日坊主で続けることができませんでした。
しかし、自分の手先をまじまじと見て強いショックを受けた私は、作業しにくくても迷うことなくまたゴム手袋を使用することにしました。
あれ?手のひらに赤いブツブツが!
水仕事のときに必ずゴム手袋を使うことで、手先の保湿は完璧だと安心していました。もちろんゴム手袋を外したあとにはハンドクリームを使用するようにしていたので、特にトラブルなども感じませんでした。
しかし、ゴム手袋を使用して2~3週間ほどたったころから、手のひらに赤いブツブツができ、かゆみを感じることも。そのときはまさかゴム手袋が原因だとは思っていなかったので、ゴム手袋で洗剤や水から手が守れるからよかったと、随分検討違いなことを考えていました。
症状が出ても1日程度で消えるといった感じで、どんどん悪化していくというイメージはありませんでした。しかし、2カ月ほどそんな状態が続いていくうちに、常に手のひらの一部分に赤いブツブツが出たりかゆみも強くなったりしてきました。
これは何かにかぶれたのか、それともアレルギーかもしれないと思い皮膚科を受診。もちろんこの時点ではゴム手袋との因果関係などまったく想像もしていませんでした。
ゴム手袋が犯人だったとは!
医師に、手のひらの赤いブツブツやかゆみが気になっていることを伝えたところ、「ゴム手袋を使用し続けたことで、手の汗蒸れによってかぶれたのではないか」と言われたのです。とりあえずステロイド系の塗り薬と保湿薬の2つを処方していただき、2週間ほど使ってみて様子を見るようにと言われました。
薬を塗り出して2日程度でかゆみや赤いブツブツはすーっと引きましたが、医師の指示通り2週間ほど薬を塗り続け無事に治すことができました。もちろんこの期間、ゴム手袋は使用していませんでした。
その後、木綿素材の手袋とゴム手袋を二重にはめると汗蒸れしにくいとネットで知りました。100均で木綿の手袋を購入し二重使用を試してみましたが、ゴワゴワしていて作業しにくかったのでどうしたものかと悩んでいました。
そんなとき、以前から気に入って使用している通気性の優れたシルク100%の下着やパジャマを思い出し、絹の手袋なら良いかもしれないとひらめいたのです。そこで、結婚式のときに購入したドレス用の絹手袋がタンスにあることを思い出し、それを使ってみました。
二重に使用してもゴワゴワせず、洗ってもすぐに乾く絹手袋はとても使い勝手がよかったのですが、長く使用していくうちにボロボロになってしまったので、新たに絹手袋を購入して使用することに。それからは汗で蒸れることもなく、保湿も実感できるようになりました。
まとめ
良かれと思ったゴム手袋で思わぬ失敗をしてしまいましたが、今はゴム手袋と絹手袋の二重使いで手先のシワが以前より目立たなくなり、キメが細かくなったように感じています。
特に高価なハンドクリームを使用しなくても手先の保湿ケアができて大満足です。ゴム手袋でトラブルが起こったときはとても驚きましたが、逆に今は良い方法が見つかってラッキーだったと思っています!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:井出 さくら/40代女性。子どもは独立し今は夫と2人暮らしの主婦。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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