ワーママと専業主婦
冬休みに3歳の長女が通う幼稚園の役員さんから、クラス全員宛に「思い出作りに集まって遊びましょう」というメールが届きました。近所の集会所を貸し切るようで、参加できる人だけ集会所に集合とのことでした。
当日私は仕事だったので不参加だったのですが、後日長女の幼稚園のお迎えに行ったとき、同じクラスのママ友から「仕事しているとなかなか行事にも参加できませんよね。まぁ、子どもさんにとっては、いいことか悪いことかわかりませんけど……」と言われたのです。モヤッとしましたが、「平日で勤務も決まっていたので参加できませんでした。すみません」と答えました。すると「専業主婦だったら、子どもに我慢させることもないし、いろんな経験をさせてあげられますけど、仕事されてたら難しいですよねぇ」と、二ヤ二ヤしながら言うママ友。嫌みとしか受け取れない言葉に腹が立った私は「私も半年前まで専業主婦でしたし、子どもと一緒に過ごす時間が大事だと思うお気持ちはわかりますよ! 今回子どもは残念だったかもしれませんが、体調不良で来られない子もいるし、家庭それぞれ事情があるので、仕事をしているから我慢させているということはないと思います」とハッキリと伝えました。私の圧に動揺したのかそのママは「そうですねぇ……」と言いながら足早に幼稚園をあとに。私は正直な気持ちを言えたことでスッキリ! その後そのママは、仕事をしながら子育てをする私に気をつかった発言をしてくれるようになりました。
仕事をしているからうちの子どもがかわいそうという偏見は持ってほしくなかったので、理解してもらえてよかったです。これで人間関係が崩れれば仕方がないと割り切っていましたが、その後そのママ友とは普通に会話をしています。家庭環境はさまざまなので、ママ友同士はお互いにリスペクトできる関係でありたいと思った出来事でした。
著者:矢田むぎ/40代・主婦。3歳と1歳のおてんばな姉妹を育てるママ。自分に合った「頑張りすぎない育児」を考え毎日にぎやかに過ごしている。家族が寝静まったあとのひとり時間が大好き。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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