これまで長男が「欲しい!」と言えば、ピンク色のアイテムを与えてきたきのこの子さん。
しかし、ランドセルに関しては、長男の選択を後押しする勇気が持てません。
“多様性の時代”とは、わかっていても…?
「だからランドセルも買い替えればいいじゃん」……。
夫の提案に「たしかに」と感じる一方、どこか納得がいかず、「1つの道具を長く大切に使う経験をしてほしいなぁ」と思う、きのこの子さんなのでした。
きのこの子さんの夫の提案は、たしかに合理的! 特にランドセルに関しては“入学時に購入したものを6年間使い続ける”というイメージが強いことから、夫の提案に目からウロコが落ちるような気持ちになった人もいるのではないでしょうか?
その一方、「1つの道具を長く大切に」という、きのこの子さんの気持ちも理解できますよね。そして、長く大切に使ってほしいからこそ、ピンクやパープルのランドセルを欲しがる息子の意志を尊重したい反面、その選択が未来に及ぼす影響も考えてしまう……。
子どもの背中を押すべきか、親の気持ちを理解してもらうべきなのか、なかなか難しい問題ですが、これは親子に与えられた1つの試練のようなものなのかもしれませんね。