油揚げで肉じゃがを包んで揚げる
農林水産省の公式サイトで紹介されていた「おきつねコロッケ」は、余った肉じゃがを油揚げで包んで、揚げてしまおうという、斬新なレシピです。
「油揚げと肉じゃがの相性は?」「本当にコロッケっぽいのかな?」と気になったので、そこを含めて、レビューしていきたいと思います!
「おきつねコロッケ」の作り方
材料(2人分)
- 肉じゃが…2人前
- えのき茸…1/2パック
- 油揚げ…2枚
- スパゲティ…1本
- 揚げ油…適量
作り方①油揚げとえのきを切る
えのきは石づきを落として3等分に切り、
油揚げは、縦半分に切ります。
作り方②肉じゃがとえのきを混ぜる
肉じゃがの煮汁を切り、粗く潰します。
えのきを肉じゃがに入れ、混ぜます。
作り方③油揚げに②を詰める
油揚げに、②のえのき入り肉じゃがを4等分に分けて詰めます。
スパゲティを4等分に折り、
油揚げが閉じるように刺します。
作り方④180℃の油で揚げる
揚げ油を180℃に熱し、油揚げを揚げます。
いい感じにカラッと揚がったら、網などに置いて油をきって完成です。
実は、揚げる前は「スパゲティを刺したくらいじゃ意味ないのでは?」なんて思っていたのですが、ちゃんと仕事をしていますね。しっかりお稲荷さんみたくなっています。
この見た目。コロッケ感は今のところありません。
お稲荷さんに肉じゃがが詰まってます!みたいな感じです。
それでは食べてみたいと思います。
コロッケっぽくはない!だけど食感が楽しい
名前がコロッケなので、コロッケを期待して食べたのですが、これはコロッケではありません。
コロッケの形を真似て作ったから、コロッケの名を冠している、といった感じです。
じゃあいったいどんな味なのか?それは「肉じゃが」です(これは当たり前かもですが)。
ちょっと味に物足りなさを感じたので、調味料を足して濃い目に肉じゃがを味付けしておくと良さそうですね。
油揚げと肉じゃがの相性はというと……。何とも言えない。
学校のテストで、友達に「何点だった?」と聞いたとして「68点だったよ」と言われた時のような気持ちと言ったらいいんでしょうか。
反応に困ると言いますか。可もなく不可もなしといった感じです。
しかし!油揚げとえのきの「食感」は新鮮でした。
油で油揚げを揚げることで、サクサクになって、噛むとジュワ~と油が広がる感じになるんですね。えのきのコリッとした食感も合わさって、食べるのがちょっと楽しいです。
コロッケという認識で食べるんじゃなくて、別の食べ物、食感を楽しむものって考えて食べるといいのかなと思います。
肉じゃがが余ったら、味変の手段として覚えておいて
この記事では、農林水産省が紹介していたレシピ「おきつねコロッケ」を食べてみた感想を紹介しました。
おきつねコロッケは、コロッケの作り方を参考にしたレシピかもしれませんが、味は肉じゃがでした。
サクサクでジュ―シーな衣と、えのきのコリッとした食感が楽しかったです。
味がちょっと薄めなので、肉じゃがを濃い目に作るなどの工夫は必要かなと思いました。