実家でコップに飲み物を注ぐ長女
年末は、私たち家族と兄家族がそろって実家に帰省するのが習慣になっています。子どもたちはいとこに会えるのを楽しみにしており、実家に着くとすぐに一緒に遊び始めました。その間に私は持ってきた荷物の整理をするため、別の部屋へ。
私が整理を終えて戻ると、長女がペットボトルに入った飲み物をみんなのコップに注いでいました。冷蔵庫から母に取ってもらったのだろうと思い見ていると、飲み物に何か違和感が……。
「お茶にしてはちょっと泡立ってる……?」と気になり、子どもたちが飲む前に私が飲んでみることに。
ペットボトルの中身はまさかの…!?
一口飲んでみて驚愕! その飲み物は、なんとビールだったのです!
別の部屋にいた母に「なんで長女にビールを渡したの!?」と聞くと、「渡していない」とのこと。すると長女が「ごめんなさい。自分で冷蔵庫から取ったの」と教えてくれました。
実家では瓶ビールを飲むことが多く、残ったビールをペットボトルに入れていました。そのため間違えて飲まないように、子どもたちの飲み物は大人が渡すようにしていたのです。
しかし、最近何でも自分でやりたがる長女は、家と同じように自分で冷蔵庫から飲み物を出してしまい、間違えてビールが入ったペットボトルを取ってしまったようです。
長女には「ここは自分の家じゃないから、冷蔵庫を勝手に開けたらだめだよ」と伝え、母には「ペットボトルにビールを入れるなら明記してほしい」とお願いしました。
私が遠慮せず実家の冷蔵庫を開けるので、長女も同じようにしても大丈夫だと思ったのでしょう。実家とはいえ気遣いは大事だと反省しました。ちなみに、その後実家のペットボトルには「ビール」と書かれています。もし気づかず子どもたちがビールを飲んでいたら……と考えるだけで今でもゾッとする出来事でした。
著者:三尾ちさき/30代女性。2018年と2021年生まれの女の子のママ。2児のワンオペ育児に奮闘中。自動車部品の設計職を経て在宅ワークに転身。
イラスト:キヨ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)