イヤイヤ期+昼寝しない双子
1歳半を過ぎイヤイヤ期に突入した双子。かんしゃくがひどく外に出かける準備をするとき、この服は着たくない、靴を履きたくないなどいろいろな要求があり、出発に30分ほど時間がかかります。
天気のいい日は、公園と支援センターのはしごをして2時間から3時間ほど外出しますが、双子たちは体力もありほぼ昼寝をしなくなりました。
体力の限界でウトウト…
出かけるまでの準備や双子ベビーカーを押しての移動、体力オバケな子どもたちとの公園で私のHPはゼロに。
帰宅後、もう寝てくれ!と思う私とは裏腹に、まったく寝る気配がなく子ども部屋で遊ぶ子どもたち。一方で私は体力と気力の限界でウトウト……、少しの間寝てしまいました。
夫に愚痴をこぼしただけなのに!?
子どもたちが寝たあとに、夫に今日の出来事やおもしろかったことなどの話題を共有するようにしているので、その日もいつも通り話していました。
私が「今日は疲れて、いつの間にか寝てたんだよね」と言うと、夫は「いいよね、子どもたちと遊んで昼寝もして。こっちは昼休憩もまともに取れないのに」と仕事で疲れているせいか少しキレ口調で返事をしてきたのです。
私は自分が怠けていると言われたようで悔しくなり、「じゃあ、今度ひとりで双子とお出かけしてみてよ! すごい疲れるから」と言い返しました。夫も私も頑固な性格なのでお互い引くことはできず、その日は不穏な空気で終わりました。
翌日にはお互いに怒りの熱も冷め、前日のことを反省。「育児も仕事もどちらも大切なこと。お互い思いやる気持ちや感謝の気持ちが欠けていたよね」と話し合えたので、結果的にはよかったと思いました。
この一件を通して、仕事や育児をしてくれることが当たり前にならないようにと、改めるきっかけになりました。それ以降は夫婦で「ありがとう」「お疲れさま」と言葉をかけ合うように心がけています。また、週末はコンビニでお菓子やお酒を買い、今週もお疲れ様会を開催するようになりました。
著者:野中 まゆ/30代女性。2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)