友人とランチをしていたら後ろの席から夫と若い女の声が⇒あえて声をかけず泳がせた結果…2人の末路は

週末、私は大学の同級生とランチにでかけます。夫も知り合いなので一緒にどうかと誘ったのですが、用事があるとのことでした。最近、仕事が忙しく土日も出勤が多い夫。からだを壊さないか心配です。

 

同級生はママ弁護士として活躍中。久しぶりに会うので楽しみにしています。

 

「今どこにいるの？」
「会社だけど何で？」
夫はうそをついているようです。
「女の家でしょ？」

「えっ！それは…」
私、全部知っているんです。だって……。
「さっきカフェの後ろの席にいたから♪」

 

当初予定していたお店は臨時休業で行けず。予定変更で向かった先のカフェには、なんと夫がいて……。しかも、若い女性と手を握り合っていました。その場ですぐに問い詰めることもできましたが、言い逃れをされる恐れもあります。弁護士の同級生にも相談し、そのまま泳がせることにしました。不倫の証拠を集めることが大事ですから。

 

カフェを出たあと、夫たちは買い物をして、公園でいちゃついて女の家へ。、私たちはずーっと尾行していました。そのすべてを録画。今は、女の家の玄関前でスタンバイ中です。弁護士もいるので今から話し合おうと提案しましたが、夫はひとまず帰ってくれと言い……。

 

夫は女の家に籠城し、出てくる気配がありません。何かに恐れているようです。しばらくすると、女の彼？夫？と思われる男性が家に入っていきました。2人で住んでいる家に不倫相手を呼び込むだなんて……すごいですよね。

 

夫、不倫相手の女性とその彼、3人になった部屋で何が起きているのかはわかりません。ですが、大きな声は聞こえないので夫はどこかに隠れて静かにしているようです。そのとき、2階のベランダが開きました。夫です！

 

逃げようとしている夫を捕まえようとしたのですが……夫は焦って足を踏み外し、コンクリートの地面に落下。そして、いまは病院のベッドの上です。お見舞いにきてほしいと泣きついてきますが、行く気はありません。毎月のクレジットカードの請求は、ほぼすべてあの女に貢いだ結果です。私は節約のために外食も減らしていたのに……自分の行動がバカらしくなりました。

 

夫は謝ってきましたが、そのくらいでは許せません。きっちり慰謝料をいただきます。夫がベランダからの逃走を失敗したことで、相手の女性も彼に浮気がバレてしまいました。もうすぐ結婚予定だったようで、婚約者から式場のキャンセル代と慰謝料を求められているそう。もちろん、私も慰謝料を請求します。そして、夫と不倫相手の女性は……その後。

 

結局、夫と不倫相手の女性はけんか別れしたそうです。そして私たちは離婚しました。夫に残されたものはけがの後遺症と慰謝料の支払いです。さんざん離婚しないでくれとすがられましたが……。今さら「愛している」だなんて言ってくる夫にはうんざりしました。

 

不倫を見つけたあのカフェで夫たちの会話をずっと聞いていましたが、私の悪口のオンパレードでした。浮気をされてることにも気づかない鈍感な女？ 顔を見るのもうんざり？ ただのATMだから女として見ていないし、一緒にいても楽しくない？ 本当にひどいものでした。

 

あの日、一緒にいたのが同級生の彼女で良かったです。持つべきものは聡明な友、ですね。地獄のような日々から離婚まで付き合ってくれてたことに、心から感謝しています。

 

◇ ◇ ◇

 

不倫は周りの人まで不幸にしますよね。ですが、不倫の発覚がマイホームを建てる前で良かったのかもしれません。これからも友人と仲良く、前を向いて進んでいってほしいですね。

 

【取材時期：2024年11月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。