妊娠初期の症状はいつから現れるの?妊娠検査薬はいつから使用できる!?

2018/10/31 19:00
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この記事では、妊娠検査薬の使い方と妊娠初期の症状について医師監修のもと、解説します。妊娠3週目ごろからhCGという妊娠ホルモンが分泌されるようになり、このホルモンが一定量以上分泌されるようになると、妊娠検査薬が陽性を示すようになります。
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妊娠検査薬を見ている女性のイメージ

 

妊娠を待ち望んでいる方にとって、妊娠がわかるまでの期間は非常にもどかしく、1日でも早く妊娠しているかを知りたいと思われることでしょう。早い時期に、妊娠しているかどうかがわかる方法は、妊娠検査薬を使うことです。ここでは、妊娠検査薬の使い方や、妊娠検査薬が使える時期までに起こる可能性のある妊娠初期の症状などについてお話ししたいと思います。

 

妊娠初期の症状が現れるのはいつから?

妊娠をした場合、症状がいつから出るかご存知でしょうか?


ここでは、月経周期(月経の始まった日から次の月経の始まる日まで)が28日を前提として説明します。月経の初日は妊娠0週0日となります。28日周期の方では、およそ妊娠2週0日目が排卵日になるため、妊娠0週~妊娠1週6日目までは、実際には妊娠していない状態となります。また排卵された卵子は排卵後まもなく受精するので、妊娠2週0日の排卵日が受精日となります。妊娠3週目(最終月経の初日から3週間後)に子宮内に受精卵が着床し、着床出血という少量の出血が起こる場合があります。無事に着床できると、hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)という妊娠ホルモンが将来胎盤を形成する絨毛という組織から分泌され始めます。


妊娠4週目にはhCGホルモンの分泌が増えるほか、女性ホルモンの働きなどにより、さまざまな症状が出始めます。症状としては、下記のような症状が挙げられます。


・生理が来ない
・胃や胸がむかむかしたり、吐き気を感じる
・においに敏感になる
・乳首が敏感になったり、胸が張る感じがする
・トイレが近くなる
・便秘がちになる
・肌荒れ
・熱っぽさや微熱がある
・おりものの増加
・倦怠感
・イライラする

 

 

妊娠を確認する方法

妊娠検査薬を使用する

妊娠3週目ごろからhCGという妊娠ホルモンが分泌されるようになり、このホルモンが一定量以上分泌されるようになると、妊娠検査薬が陽性を示すようになります。一般的な妊娠検査薬は、妊娠5週目(生理予定日の1週間後)から検査ができますが、高感度タイプのものは生理予定日から検査することが可能です。


妊娠検査薬はドラッグストアなどで簡単に購入できます。検査方法は簡単で、尿を検査薬の試薬部分にかけて、キャップをして規定時間待つと、結果が出るという仕組みになっています。

 

病院での検査をする

妊娠検査薬が陽性になれば、すぐに病院で本当に妊娠しているか確認したいと思われる方も多いでしょう。しかし、受診時期が早すぎると、赤ちゃんがまだ小さく、子宮内にいることを確認できない場合があります。赤ちゃんが入った袋を胎嚢(たいのう)と言いますが、胎嚢が見えるのが早くても妊娠4週目の後半です。妊娠5週目には確認できるため、生理予定日の1週間後ごろに受診するのがよいでしょう。子宮外妊娠などの異常妊娠もあるので、あまり遅くならないうちに受診しましょう。


病院では妊娠確定の検査として、問診、尿検査、経腟エコー(超音波検査)、内診などが行われます。問診では最終生理日や過去の妊娠出産歴、持病の有無などを聞かれます。尿検査では、妊娠検査薬を使って再度病院でも検査が行われます。経腟エコーでは、細い棒状の超音波端子を膣から挿入して、子宮や卵巣などの状態をチェックしたり、子宮内に胎嚢があることや赤ちゃんの心拍があることを確認します。胎嚢は妊娠5週ごろには子宮内に確認できるようになり、赤ちゃんの心拍は妊娠6週ごろになれば確認することができます。

 

 


妊娠が確定したあとにすること

母子手帳は、正式には母子健康手帳と言い、市町村ごとに交付されます。申請方法は、お住いの市区町村の役所に、必要事項を記入した妊娠届を提出することでもらうことができます。自治体によっては、産院の証明が必要なところもありますので、事前にホームページなどで確認しておきましょう。


妊娠報告は、早い方ですと、妊娠4週ごろからつわりの症状が出る場合もあるので、パートナーの方には早めに報告し、家事の分担方法や妊娠中に想定されるトラブルの対処法などを話し合うようにしましょう。

 

ご両親や職場への妊娠報告の時期は悩まれる方も多いと思います。妊娠検査薬が陽性になったとしても、化学流産や子宮外妊娠などで正常妊娠ではない場合もあります。また、妊娠12週ごろまでは流産をする可能性もあるのでそれ以降か、胎盤が完成し、流産の可能性が低くなった妊娠5カ月ごろに報告する選択肢もあります。重いものを持ったり、立ち仕事が続く場合など、仕事内容によっては早めに上司に報告して、業務内容の相談をしたほうがいい場合もあります。自分の身体の状況に合わせて妊娠報告時期を決めるようにしましょう。

 

 

まとめ

妊娠初期の症状を検索したり、ちょっとした体調の変化に一喜一憂したりと、妊娠検査薬を使えるまでの期間は、もどかしい気持ちでいっぱいになる方も少なくないと思います。うまく気分転換を図りつつ、危険な行為を避けて、妊娠検査ができる時期まで待ちましょう。妊娠していれば、これから約10カ月間は身体的にも精神的にも変化が目まぐるしい時期に入ります。睡眠をしっかり取り、栄養のあるものを食べて備えておきましょう。

 


昭和56年愛媛大学医学部卒業。その後愛媛大学付属病院にて産婦人科講師、助教授として勤務。愛媛県立医療技術大学教授を経て、平成20年より現職の梅田病院に院長として就任。現在も愛媛大学、広島大学などで非常勤講師として教育にも従事。


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