「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は妊娠中のおやつに関する質問です。
Q. 塩気のあるスナック菓子が無性に食べたくなります
第2子妊娠中で、現在、妊娠15週2日です。塩気のあるスナック菓子が無性に食べたくなります。昔から少しだけとか半分だけとかが無理で、開けたら最後まで食べないと気が済みません。小さいサイズの袋にしても、結局他のお菓子を食べてしまうので意味がなく、大きい袋を一袋食べたいのです。
今、好んで食べているスナック菓子が一袋400キロカロリーで炭水化物59gなのですが、週に1回ぐらいなら一袋丸ごと食べてもよいでしょうか? やはり妊娠中は我慢するべきでしょうか?
矢部まり子管理栄養士からの回答
我慢できるのであれば我慢していただいたほうが良いのは確かですが、食べたいという気持ちが強いのであれば、無理して大きなストレスになるのもよくないと思います。
ノンフライのものを選んでいただいたりコンビニの低糖質シリーズのものにするなど、選び方を工夫されるとよいかと思います。
※参照元:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/13/0 〉
スナック菓子や甘いお菓子ばかりはNG!
市販されているスナック菓子や、生クリームたっぷりのスイーツばかりを食べ続けるのはNG。市販されているものは塩分・糖分・脂質が多く含まれているうえに、カロリーばかり高く、妊娠中に摂りたい栄養素があまり含まれていないものが多いです。
妊娠中のおやつは、1回200kcal以下が目安です。市販されているものを食べるときには、まずパッケージに記載されているカロリーなどをチェックしてから、食べる量を決めること。肥満や塩分の摂りすぎを防ぐためにも、小皿に取り分けてから食べるようにしましょう。
間食は時間を決め、回数も制限して!
おやつをガマンして甘いものを食べられずにイライラするようなら、食べる回数と食べる時間をきちんと決めてから間食を摂ること。深夜にテレビを見ながら、スナック菓子をポリポリと1袋食べきってしまうような間食は避けましょう。
遅い時間に間食を食べることは、肥満にもつながります。食べる時間帯は、1日3食の食事のリズムが崩れないようにすること。とくに糖分が多くカロリーの高いものを食べる場合は、夕方までに食べるようにしましょう。
新鮮な果物や手作りのおやつを間食に
時間があるときはおやつを手作りすると、無理なく糖分などを抑えることができます。たとえば、さつまいもを蒸したり、牛乳を使った牛乳かんなどは、やさしい味のおやつになるのでおすすめです。
体調が悪くおやつを作るのが難しいときは、果物を食べることでビタミンやミネラルを摂ることができます。果物は1日200gが目安です。意外と糖分が多いので、食べ過ぎないように注意しましょう。
◆果物の目安◆
バナナ1本、りんご1/2個、みかん2個、キウイフルーツ2個など
甘みが凝縮されたドライフルーツも、間食にはぴったりです。酸味のあるヨーグルトと合わると、さっぱりとした味わいを楽しめます。プレーンヨーグルトにドライフルーツを漬けて一晩置くと、ドライフルーツがしっとりやわらかな食感になりますよ。
※引用元: ニュース(食・レシピ)「 工夫次第で食べても大丈夫!妊娠中に気を付けたいおやつの摂り方」〈https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/2325〉【著者:管理栄養士 富田チヤコ】
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