突然の生理。見知らぬ女性に助けられて
自宅から少し離れた場所へ子どもたちと遊びに行った帰り道。大型スーパーで買い物をしていた際に、見知らぬ女性から「汚れていますよ」と声をかけられました。見ると、おしりのあたりに経血のシミが。どうやら生理がきて漏れてしまっていたようでした。
私は漏れてしまったことにビックリ。「どうしよう」と慌ててしまって……。すると、声をかけてくれた女性が「替えのショーツとズボンを購入してきましょうか?」と言ってくれ、なんと替えの衣類を購入してきてくれることに。それだけでも助けられた思いでしたが、スーパーのトイレを借りて着替える際は、なんと子どものことを見ていてくれ……。女性の神対応にとても助かり、心があたたかい気持ちになりました。
そして夜。仕事から帰宅した夫に「今日あった出来事」として、このことを話しました。私としては「よかったね、女性に感謝だね」というような言葉が返ってくるかと思っていたのですが、夫から返ってきたのは「ズボンに漏らすとか汚い。ちゃんとしなよ」という言葉。予想外の言葉に、私は少しショックを受けたのでした。
私は「助けられた! ありがとう!」という気持ちだったものの、女性はもしかしたら「迷惑だなあ」と思っていたかもしれません。そういう意味でも、夫の「ちゃんとしなよ」にはグサッときてしまいました。次は同じ失敗をしないよう、生理予定日が近くなったらナプキンを当てるなど対応をしたいと思います。
また、夫には「汚れてしまった物はたしかに汚いかもしれないけれど、生理は汚いものじゃなく女性の体にとって大切なものなのだ」ということをしっかり伝えたいです。
著者:ターロット/20代女性・2人の子どもを育てる母。専業主婦です。
イラスト:Ru
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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