突然の彼の告白
ある日、彼から「最近、2人の関係に物足りなさを感じる」と言われ、頭の中が真っ白になりました。何が原因なのか、まったくわからなかったのです。
恐る恐る理由を尋ねてみると、どうやら彼には行為に関する不満があったようでした。でも、ただ回数が少ないとかマンネリ化しているとか、そういう単純な問題ではなかったのです。
彼が抱いていた孤独感
彼と話していくうちに、ハッと気付かされました。忙しさを言い訳に、お互いの気持ちをじっくり聞くことをおろそかにしていたのです。彼も私も、相手が何を考え、何を感じているのか、きちんと理解しようと努力していなかったことに気付きました。それが彼に孤独感や物足りなさを感じさせていたようでした。
自分の行動を深く反省しました。「忙しい中でも頑張っている」と思い込んでいましたが、彼にとっては私の努力は一方通行で、彼の心に届いていなかったのかもしれません。
行為について本音で話し合うことに
その日から、私たちはもっと素直に気持ちを伝え合うことを約束しました。特に行為については、「恥ずかしい」という気持ちを捨て、本音で話し合う努力を始めました。
具体的には、一緒に映画を見たり、共通の趣味を探したりと、日常のコミュニケーションを増やすことから始めました。すると、行為だけでなく、2人の関係全体が少しずつ変わっていきました。以前よりもお互いの気持ちがわかり合えるようになり、心が通じ合っている感覚が強くなったのです。
まとめ
この経験を通して、性の悩みは行為そのものだけでなく、日々のコミュニケーションに大きく影響されることを実感しました。忙しさに流されず、相手の気持ちに寄り添うこと、そして素直に気持ちを伝え合うことの大切さを改めて学びました。最初は戸惑いもありましたが、恥ずかしさを乗り越えて本音で向き合うことで、2人の絆はより一層深まったと感じます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:有村カスミ/30代女性・会社員
イラスト/きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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