冬に食べたいごちそうレシピ
テレビ朝日系列の人気番組『男子ごはん』で料理家の栗原心平さんが紹介していた「ブリの漬け焼き」。
ブリ料理と言えば、お刺身や照り焼きなどを想像する方が多いかもしれませんが、今回は漬け込んで焼くレシピです。
漬け込みが必要な料理は少しめんどくさいイメージがあって、避けてしまいがちな筆者。
しかし、これは漬け込むまでは約10分、取り出したら焼くだけで完成するので手軽です!
栗原心平さんの「ブリの漬け焼き」の作り方
材料(4人分)
- ブリ…4切れ(380g)
- 塩…小さじ1/2
- 酒…100ml
- みりん…100ml
- 醤油…100ml
- 砂糖…大さじ2
- 大根おろし…適量
今回は3人分、作ってみました!
作り方①ブリの下準備をする
ブリに塩を振って、約10分おきます。じんわりと水分が出てくるので、それをキッチンペーパーで拭き取ります。
作り方②漬けダレを作る
下準備が完了するのを待っている間に、漬けダレを作っていきましょう。
小鍋に酒とみりんを入れ、強火にかけてアルコールを飛ばします。煮詰めて2/3くらいの量になったら、醤油と砂糖を加え、ひと煮立ちさせてから火を止めます。
しっかりと冷ましたら、漬けダレの完成!
なかなか冷えない場合は、タレを鍋のまま冷水につけると時短になります。ただし、うっかり冷水が漬けダレの中に入らないように注意してくださいね。
作り方③ブリを漬け込む
密閉袋に下準備したブリと漬けダレを入れ、なるべく空気を抜いて閉じます。ポリ袋でもできますが、少し厚手のチャック付き袋がすごくやりやすかったです。
そのまま冷蔵庫へ。漬け込みは6時間〜一晩が目安です。今回はあまり時間がなかったため、6時間でやってみました!
万が一の漏れに備えて、お皿やバットなどにのせて冷蔵庫に入れておくといいですよ。
作り方④漬け込んだブリを焼く
漬け込みが完了したら、ブリを取り出し、キッチンペーパーで水気を拭き取って魚焼きグリルへ。
弱火で6〜7分焼きます。タレがついた状態の魚はとても焦げやすいため、火加減に注意してください。
焼けたら、器に盛り、お好みの量の大根おろしを添えたら完成です!
【実食】何度でも食べたくなる焼き魚
魚焼きグリルで焼いていることもあり、身はふっくら、外は香ばしい仕上がり!
あまじょっぱい味付けで、どこか懐かしさを感じる和定食のおかずになりました。
大根おろしと食べるとよりさっぱりとした味わいが楽しめます。
魚特有の臭みも全く感じることがなく、家族も大絶賛。母が「またブリ買ってきて、これ作ろう。簡単だしね!」と楽しそうに話していたのが印象的でした。
ブリの端っこは少し焦げてしまいましたが、このカリカリ感がいいアクセントに。
今回の漬け込み時間は6時間だったため、ブリ単体で食べる時は満足感のある味わいでしたが、ご飯のおかずにしようと思うと少し薄味に感じました。
ご飯が進むおかずにしたい場合は、一晩漬け込むのがおすすめ。
また、時間がない時は漬けダレをフライパンで煮詰めて、少しかけると一気に濃い味付けになりますよ!
漬け込むことでいつもの照り焼きがお店の味に!
漬け込んでから焼くことで、中まで味が染み込んだふっくら焼き魚になりました。特に難しい工程はありませんが、まるでプロが作ったような仕上がりに大満足。
和食が食べたい時にいかがでしょうか?