借金の請求書を見せられ…
彼から渡された紙袋の中には、漫画本以外に紙切れが入っていました。何だろうと思って見てみると、それは借金の請求書でした。彼は申し訳なさそうに「これ、貸してくれないか」と私に頼んできたのです。
当時、彼が好きだった私は、少し不安を感じながらもお金を貸すことにしました。でも、それは序章に過ぎませんでした。
繰り返しお金を貸すはめに
彼は一度もお金を返してくれなかったばかりか、ことあるごとに「お金貸して」と言うようになったのです。
「お酒を買うお金がない」「給料日前でお金がない」など理由はさまざまでしたが、そのたびに私は渋々お金を渡していました。
好きだったから…
最初は「好きだから」「困っている彼を助けたいから」という気持ちで貸していました。でも、お金を返してもらえないことが続くにつれ、私の心にはモヤモヤとしたものが積もっていきました。「もしかして、都合のいいように使われているのかな?」と疑う気持ちも芽生え始めました。
この経験を通して、好きだからといって安易にお金を貸すのは良くないことだと痛感しました。「嫌だ」と思ったことは、はっきりと相手に伝えるべきだったと反省しました。
まとめ
本当にお金を貸す、つまり「あげる」気持ちがないのに貸してしまうのは、自分にも相手にも良くないことだと痛感しました。あのときの苦い経験は、私にとって大切な学びとなりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:有田沙苗/40代女性・主婦
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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