その後、ハルさんへの嫌がらせやさまざまな悪事が露見し、フユミさんは結局ハルさんの会社でも雇用契約を打ち切られます。さらに夫から離婚を迫られており、順風満帆そうに見えるハルさんへの苛立ちや恨みを募らせていました。
そんな中、ハルさんに嫉妬したフユミさんの逆恨みがさく裂! 自分の娘・ユキエちゃんを使って「ハルさんはいじめっ子」というデマを流したことで、ハルさんの娘・サクラちゃんが保育園でいじめられるようになったのです。
入園当初に仲良くしていたママ友・シズさんに、デマを流していることについて忠告されますが、フユミさんは逆ギレ! それどころか帰宅後、娘のユキエちゃんにシズさんの娘・シズ子ちゃんとも遊ばないよう命令したのです。
母親の自分勝手な発言が子どもを苦しめる結果に…
翌日の保育園で、ユキエちゃんがひとりでいることに気づいた先生。
「園庭に行かないの?」と声をかけると、ユキエちゃんはポロポロと涙を流し始めたのです。
泣いている理由を尋ねますが「言ったらママに怒られる……」と口を割ろうとしません。「お母さんには言わないから」と約束すると、ユキエちゃんは母親から特定のお友だちと遊ばないように言われていることを教えてくれました。
「何考えてんの?」と呆れつつも、今はユキエちゃんのケアが先。母親には内緒にしておくことを念押しし、サクラちゃんやシズ子ちゃんと一緒に遊んでいいよと促すのでした。
幼いながらに、母親の言いつけを守ろうとしたユキエちゃん。本当は大好きなお友だちなのに、本心とは異なる行動をしないといけないとは、どれほど胸を痛めていたことでしょうか……。
誰と遊ぶか、誰と仲良くしたいかは子ども自身が決めること。親の身勝手な理由で、子どもの行動を制限すべきではありません。どうしても交友関係に口を出したいときは、理由を伝えることが大前提。子どもは自分の分身ではなく、一人の個人です。子ども自身の考えや意思を尊重してあげたいですね。
つきママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。