ベビーカーで外出中に通行人から「ちょっと！赤ちゃん息してないわよ！！」えっ！？息子の姿に顔面蒼白

 

1歳の息子をベビーカーに乗せて、スーパーに買い物に行ったときの出来事です。ベビーカーは前向きの状態にセットしていたので、息子の顔は見えません。道中の景色が珍しいのか「あれ！ あれ！」とお気に入りのぬいぐるみを抱っこして、息子はおしゃべりを楽しんでいる様子です。スーパーまでは徒歩15分。最初はおしゃべりをいっぱいしていた息子ですが、歩き始めて10分ほどで静かになったのです。「いつものように寝てしまったのか。ゆっくり買い物できるな」と私は呑気に考えて、歩いていました。

 

あと少しでスーパーに着くというところで年配の女性とすれ違ったのですが、その女性が急に私の腕をグッとつかみ、「ちょっと！！ 赤ちゃん息してないわよ！！」と言ってきたのです。女性の剣幕に驚きながら、慌ててベビーカーの中を覗き込むと、なんとおもちゃのぬいぐるみが息子の鼻と口を覆うようにかぶさっていました。私は思わず「え！？」と声をあげ、ぬいぐるみを取りました。幸い、息子はすやすやと寝息を立てて寝ているだけ……。大事に至ることはありませんでした。年配の女性は「あら……ごめんなさい。私が早とちりしちゃって……」と申し訳なさそうにしていたので、私は「いえ！ 声をかけていただいてありがとうございました」と慌ててお礼を言いました。その後は、無事に買い物を済ませて帰宅。息子は何ごともなかったように起きて、いつも通りだったのでした。

ぬいぐるみはベビーカーに付けていたカラカラと音が鳴るもので、息子はそのぬいぐるみの手をよくチュパチュパと吸っていたのです。この日は吸ったまま寝落ちてしまったのでしょう。もう少し大きくて重いぬいぐるみだったら？と思うとゾッとしました。

 

ベビーカーにタオルやおもちゃをのせているときは、息子の様子をチェックできるよう、ベビーカーの向きを変えるほか、こまめに様子を確認しようと反省した出来事です。

 

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お子さんに何事もなくてよかったです。

ただ、赤ちゃんの顔の周りにタオルやぬいぐるみのような物があると、寝てしまったときに窒息のおそれがあり危険なので置かないようにしましょう。また、今回のように赤ちゃんの姿が見えないタイプのベビーカーの場合は、特にこまめに様子を確認するようにしてください。また、家での寝かしつけに使用する際も目を離さず、寝たら絶対に外すようにしてください。寝ている赤ちゃんのそばに置きっぱなしにしないよう気をつけましょう。

 

 

著者：谷口ひかり／30代・ライター。1歳の男の子を育てるアラサーママ。意思表示ができるようになった息子は、地面に転がり今日も泣いている。初めての育児に奮闘中。毎日の楽しみは寝かしつけ後の晩酌。

 

作画：Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年10月）