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「この子はね…」息子の人見知りを相談した児童館の保育士さん→私を追い詰めた冷たい言葉の意味とは?

息子が1歳になったばかりのころの話です。よく通っていた児童館の保育士さんに、息子の人見知りの激しさと、人に対する警戒心の強さについて相談したのですが……。

 

人見知りが激しい息子に悩んで…

息子は私以外の人に抱っこされると大泣きしてしまい、初めて会う人にはまったく笑顔を見せず、人見知りが激しいような気がしていました。第一子ということもあり、私はそのことが不安で仕方ありませんでした。

 

ずっと悩んでいたので、勇気を出して相談したのですが、保育士さんからあっさりと「この子はそういう子なのよ」と言われてしまったのです。さらに続けて、「お母さんが周りを警戒してるんじゃない? 子どももそうなるかもね」と言われました。

 

 

確かに私も人見知りではあるのですが、息子にはそうなってほしくないという思いもあり、積極的に外に出ていろいろな人とコミュニケーションを取るようにしていました。1人も知り合いのいないこの児童館に通っていたのも、そういった理由からだったので、保育士さんの言葉がショックでした。

 

その後、息子の人見知りは成長とともに和らいでいきました。3年後に生まれた2人目は、長男と同じように育てましたが、初めからまったく人見知りしない子でした。

 

今思えば、保育士さんの「そういう子」という言葉には、「警戒心の強さなどは本人が持って生まれた性質だから気にすることない」という意味だったのかな思いますが、当時はその言葉が引っ掛かり、私のせいなのかもと悩みました。私も神経質になってしまっていたので、トゲがあるように受け取ってしまいましたが、小さな子どもと同様に子育て中のお母さんも繊細なので、私は言葉が足りないことで誰かを傷つけないようにしようと思った出来事でした。

 

 

著者:大木 智子/30代・女性・会社員。2人の子どもを育てる母。教育関連業界に勤務。

イラスト:大福

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

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