家事を手伝いに来てくれた義母は…
しかし、実母が帰り義母が来ると家事も育児もすべて私でした。洗濯は、洗濯機の使い方を何度説明しても「わからない」と言われてしまい、掃除機をかけてほしいとお願いすると、「この掃除機は重くて使いにくい」と言われてしまい、お風呂掃除をお願いすると、「腰が痛くて浴槽を洗えない」と言われてしまい、結局すべて私が……。
夕食は毎日作ってくれたので、とても助かったのですが、夫が不在のお昼はほぼ毎日カップラーメンでした。「家ではカップ麺なんて食べられないから私はこれを食べるけど、あなたはどうする?」と言って、カップラーメンを作るためのお湯を沸かしてくれるだけ。家でもわが家でも毎日料理をしているから、お昼くらいは休ませてほしいと言われてしまい、私は何も言い返すことができませんでした。
そんな昼食のあとは、自分が働いている保育園の愚痴を話し始める毎日。「少し寝たら? 休んでいていいわよ」とは言ってくれるのですが、何度も声をかけられて長々と話し出すので、眠るタイミングがなく……。それでも、義母がいてくれて助かったのは、子どもが泣いたときに抱っこしてあやしてくれることでした。
何よりもつらかったのは、授乳していると毎回「母乳はまずいから、あとでおいしいミルク飲もうね〜」と言ってくること。私はそのストレスのせいか、母乳が出なくなってしまいました。それなのに義母は「母乳をあげたの?」と聞いてくるのです。夫にも相談しましたが「揉めたくない」と言われ、そのまま2週間過ごしました。
保育士の義母にはもっと頼れると思っていましたが、「何をしに来たんだろう」という状態だったのです。ただでさえ体調も思わしくない産後。余計なストレスをかけられた思いは、一生忘れられないかもしれません。
それからは夫にも理解してもらった上で、義母とは距離を取るようになり、たまに実母の手を借りながら平和に子育てをしています。
著者:カクタ アキ/30代・女性・専業主婦。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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