マユミさんが店長として初出勤した日、茂樹林という男性客がやってきます。茂樹林は以前マユミさんがパートとして勤務していた別店舗の常連客でした。
茂樹林はマユミさんに執着しており、県内中のニコ牛を探しまわってようやく見つけ出したと発言。マユミさんは「またこの人と関わらなきゃいけないの……?」と絶望します。
ストーカークレーマー客との過去
2カ月前のこと。
茂樹林はマユミさんの出勤日に必ずお店に来ては問題を起こしており、責任を感じたマユミさんは、当時の店長にこれ以上迷惑はかけられないと辞職を申し出ます。
「辞めることないですよ」
そこへやってきたのは、地域を統括するエリアマネージャーの大橋さん。
大橋さんはマユミさんの仕事ぶりを見込んでおり、店長になり別店舗へ異動することを提案。
「もうあのお客様に会うことなく働けますよ」と背中を押してくれたのです。
こうして、マユミさんは無事仕事を続けられることになったのでした。
茂樹林が原因で、一時は職を失うところだったマユミさん。真面目に働いているのに、迷惑客のせいで辞職するなんて理不尽ですよね。
上司が機転を利かせてくれなければ、泣き寝入りするしかなかったでしょう。追い詰められた状況でも、まずは身近な人に助けを求めてみることが大切なのかもしれませんね。
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