お金がないのに、どうやって買ったの!?
次男が小学1年生のときのことです。「公園で次男くんがジュースを振る舞っているよ」とママ友から連絡がありました。ママ友の息子さんは、うちの次男が買ったジュースを飲んだというのです。しかし次男にはおこづかいを渡していないかったので、どうやってジュースを買ったのか理解できず、もしかして盗んだとか……? と思い心がザワつきました。
帰ってきた息子を問いただすと、最初は、「お金をもらった」と言ってみたり「ジュースは僕が買ったものじゃない」と言ってみたりと、なんとか誤魔化そうとしている様子。そこで、「嘘をつくことは信用を失うことになるけど、信じていいのね?」と確かめたところ、泣きはじめ……。結局、家にあった小銭を集めてジュースを買ったことを打ち明けました。
その後、夫から勝手にお金をとることがどういうことか、そのお金で人に振る舞うことがどういうことか、こっぴどく叱られた次男。とても反省し「二度とこんなことはしない」と約束してくれました。ただ、夫が小銭を棚に置く癖があり、次男はそれを集めて持ち出したとのことで、きっかけを作ってしまった私たち夫婦も同時に猛反省。小学4年生の長男にも伝える必要がある内容だと感じ、お金の大切さを家族4人で話し合い、おこづかい制を取り入れよう! ということに決めました。
まだ幼いと思っていた子どもが、意外と知恵の働く行動をしていたことに驚きました。お金に興味を持ったいい機会だと捉え、子どもたちとお金について話すきっかけにもなりました。まだ早いと思っていたおこづかいでしたが、いつまでも幼いと思わず、大切なことは適宜子どもたちに伝えることの大切さを学んだ出来事でした。
著者:吉田かなえ/40代・ライター。サッカー少年の12歳と野球少年の8歳の兄弟を育てる母。週末は子どもの練習で忙しい日々を送りつつ、ヨガやパートを通じて自身の人生も楽しんでいる。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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