お子さまセットデビューに大興奮
長女が2歳を過ぎたころ、ファミリーレストランで「お子さまセット」を頼んでみることにしました。写真を見て目を輝かせる長女に、私は小さな成長を感じ、これはいい思い出になると思っていました。
おもちゃ付きのセットは見た目も豪華で、少し多いかなと思いつつも、まあ大丈夫だろうと注文しました。私は「やっと家族でそれぞれの料理が頼める時期が来た」とうれしくなっていました。
まさかの「ポテト3本」で終了
届いたお子さまセットを前に、長女はおもちゃに夢中。結局食べたのはポテト3本くらいで、あとはまったく手をつけず。残されたハンバーグとライスを目の前に、私はせっせと平らげるしかなく…。
おもちゃもよく見ると、安っぽい作り。ワクワクしていた自分を思い返し、軽く落ち込みました。「これならいつもの取り分けでよかった」と、思わずため息が出ました。
外食が「親の試練」になるまで
その後も「お子さまセット」を頼みたがる長女。理由はただ1つ、「おもちゃが欲しいから」。結果的に長女は食事はほとんど残し、私の胃袋がその残した分まで担当する日々が続きました。
外食がちょっとしたご褒美から、試練に変わるとは思いもせず…。まだ早かったのかな、と後悔しています。それでもいつか、長女がしっかり完食してくれる日が来ることを願って、今日も親はお子さまセットと向き合います。
まとめ
長女の“初めて”は、親にとっても特別な経験。でも、その期待が裏切られることもあると今回痛感しました。お子さまセットは、長女が食事に意欲を持てる時期まで待つのが正解だったかもしれません。今では「これは親が食べるセット」と割り切るようになりました。こうした失敗も含めて、きっと成長の一歩です。焦らずゆっくり、長女のペースに合わせていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:田中桂子/30代主婦。2児の母。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)
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