長女が生後8カ月のときに妊娠が判明。下の子が生まれるまでには断乳を……と考えていましたが、うまくできないうちに2人目を出産しました。助産師さんに相談したところ、「タンデム授乳」という方法を教えてもらいました。
長女の授乳中に妊娠。断乳?授乳継続?
2人目の妊娠がわかったのは、生後8カ月の長女がまだ授乳中の時期でした。妊娠中の授乳は賛否ありますよね。ふだん健診をしている産院では、子宮の収縮につながることから断乳をすすめられました。一方、里帰り出産予定をする産院では、ママ自身がつらくなければ、マッサージにもなるのでそのままでもOKと言われました。
私自身、長女の授乳自体は負担ではなかったのですが、下の子が生まれたあと、おっぱいは下の子優先になってしまうと思ったので、これを機に断乳をしようと考えました。
断乳を考えてみるも……断念!
日中は遊びでごまかすことができたのですが、夜寝るときにおっぱいが恋しいようで長女はギャン泣き。泣き声が近所迷惑ではないかと心配になるなど、ついついおっぱいをあげてしまい、断乳の機会を逃してしまいました。
里帰り出産の際に産院で相談すると、助産師さんから「タンデム授乳」という授乳の方法を教わりました。タンデム授乳とは、上の子と下の子、2人同時に授乳をする方法です。人によっては母乳の出もよくなるのだそうです。
タンデム授乳に挑戦!
無事に下の子を出産して退院。早速、タンデム授乳に挑戦しました。下の子は授乳まくらを活用してうまく抱き、おっぱいに慣れている上の子は好きな体勢になってもらって授乳しました。
私としては、2人同時に授乳なんてなんだか不思議な感覚でしたが、長女がとてもうれしそうだったので挑戦してよかったと思っています。2人同時に授乳するおかげか、母乳の出がよく、乳腺炎にもならずに過ごすことができましたよ。
1人目の授乳中に、2人目を妊娠された方は悩むことも多いかもしれませんが、専門家に相談しつつ、自分とお子さんにとってそのときのベストを選択していきたいですね。
著者:深田ようこ
三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。