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「生理中の下痢…私だけ?」体の悩みを誰にも相談できなかった10代の私。大人になった今感じることは

私は小学校高学年ぐらいから、いわゆる「女性らしい」体つきになってきて、それに伴い誰にも打ち明けられない悩みも増加。特に小学校6年生で初潮を迎えると、生理時に下痢になることに悩んでいたのです。

生理時の下痢に悩む日々

初潮を迎えたころは下腹部の鈍痛に慣れず、授業に集中できないことも珍しくありませんでした。

 

また鈍痛だけでなく、生理中の下痢にも悩まされていました。トイレに行けば、経血と下痢でトイレから出たくなくなるほど……。「これは普通なのか? それとも私だけなのか?」と疑問だったものの、恥ずかしくて母親や保健室の先生に相談することができませんでした。

 

下痢の悩みは自分だけではなかった

結局、誰にも相談しないまま「私の生理はこれが普通」だと考えてやり過ごすことに。そして大人になり、生理について友人同士で話したり、ネットで調べたりするようになってから、「生理中の下痢に悩んでいるのは自分だけでない」と知ったのです。

 

なるべく下痢にならないよう、どのような対処法が自分に合っているかどうかいろいろ試してみた結果、湯たんぽが効果的ということに。家にいるときは湯たんぽを使い、外出するときはカイロをおなかや腰に当てて過ごしています。

 

 

当時はまだ生理の話はタブーで周囲の人に悩みを打ち明けることができませんでしたが、もし相談できていたら、もう少し早く下痢への対処ができたかもしれません。生理について昔よりもいろいろな人と話せるようになった今は、いい時代になったなと思います。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:浦部さくら/50代女性・子育てが一段落したアラフィフ。若いころから鉄欠乏症に悩まされ続けてきたことがきっかけでちょっとした健康オタクに。結婚、出産、育児、健康など経験してきたことや興味のあることなどを突き止めたレポートを執筆中。
イラスト:もふたむ

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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