ある日、夕飯のメニューについてコウスケさんに相談するユラさん。「何でもいい」と興味なさそうに答えるコウスケさんですが……?
妻のやさしさを無下にする自己中夫
「晩メシ考えるのはお前の仕事やろ?」
「洋食か和食か」「あっさり目か濃い目か」と、どこかビクビクしながら夕飯のメニューを尋ねるユラさんに、コウスケさんが激怒。
ユラさんがそれほどまでに詳しく尋ねるのには理由がありました。
以前コウスケさんに「何でもいい」と言われてカレーを作ったところ、「今日は気分じゃない」と怒られたことがあったのです。
「ヒューリスティックで考えろ!」
痛いところを付かれたコウスケさんは、急に横文字を並べて話をすり替えたのでした。
「ヒューリスティック」とは、経験則に基づいて判断すること。
ユラさんは過去に文句を言われた経験から、コウスケさんにメニューを尋ねています。コウスケさんの言い分は詭弁でしかありません。
自分の言葉で妻がどれほど傷つくのか、しっかり考えてから発言してほしいものですね。
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