亮太さんと和馬君が自宅へ戻ってきた、翌日の朝のこと。
妻がいなくあったあとの2人は…
※「ヒステリー球(咽喉頭異常感症)」とは……主にストレスやこころの葛藤によって喉(のど)から胸にかけての違和感・異物感・圧迫感などが生じる病気のこと。
起床してすぐ、自身の体調に変化を感じた亮太さん。昨日までと比べて、明らかに息がしやすいのです。
何年もずっと、ストレスが原因の呼吸苦に悩まされてきましたが、体調が回復したことでようやく苦しみから解放されたことを実感。
和馬君も、麻耶さんが出て行ってからというもの、のびのびと暮らせている様子。亮太さんは改めて、和馬君の笑顔を守り続けることを心に決めるのでした。
長年、麻耶さんの言動に苦しんできた亮太さんと和馬君。麻耶さんがいなくなったことで暴力や暴言で傷つけられる心配がなくなり、心からほっとしたのではないでしょうか。2人が穏やかに、ストレスなく過ごせている様子を見ると、とても安心しますね。
亮太さんが考えているように、ときには母親がいないことの寂しさを和馬君が感じることもあるかもしれませんが、亮太さんのたっぷりの愛情があればきっと大丈夫。これからも亮太さんと和馬君の幸せが続いていくといいですね。