初めての妊娠中、夫の誕生日をどんな風にお祝いしようかな? と考えていたとき、自宅のある市内のホテルに泊まる計画をしました。無理なく安全に過ごし、夫婦の大事な思い出にもなった1泊2日のお話です。
きっかけは、夫の誕生日祝い
妊娠中、「子連れで行きづらい美術館、映画館、ホテルディナーを堪能しておくといいよ!」と友人から言われました。夫の誕生日が出産予定日のおよそ2カ月前だったこともあり、夫婦だけで過ごす誕生日は今後しばらくないだろうということで、ホテルディナーに行こうと計画。
しかし、プランを見ているうちに、少し金額を上げるだけで1泊できることが分かりました。遠方へのマタ旅はちょっと気後れしていたのですが、自宅・かかりつけ産婦人科・ホテルがすべて同一市内だったので、医師にも相談した上で1泊旅行することにしました。
ゆったり過ごせたホテルステイ
宿泊したのは、ザ・リッツ・カールトン大阪のクラブフロア。ここを選んだのは、宿泊者は誰でもプールやジムを利用できることと、朝食を含む1日5回のフードプレゼンテーション(軽食提供)があったからです。平日の利用だったためプール利用者も少なめで、ゆったり泳ぐことができました。
軽食はアフタヌーンティーに始まり、夕食前・夜食・朝食・チェックアウトしながらのケーキを頂きました。多くがブッフェ形式なので、食べる量を調整し、スモークサーモンや非加熱チーズなどの生物を避けて選びたい妊婦の私にはぴったりでした。
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たくさんの気づかいにびっくり!
スタッフの方々が「おなかの赤ちゃんにどうぞ」とクッションやひざかけを用意してくださったり、「デカフェのコーヒーや紅茶もありますよ」と案内していただいたりして、多くの気づかいがとてもうれしかったです。また、夫にサプライズケーキを準備したいと事前に相談したときも、とても親身でスムーズでした。
最後のチェックアウト時は、私にとってもサプライズなお祝いのケーキプレートを出してくださり、とてもいい思い出となるステイでした。
のんびり過ごせるホテルステイは、夫とゆっくり話す機会になり、妊婦の私にとってとても心地よい時間となりました。体調第一で、かかりつけ医や自宅から近い場所を選んだのも安心材料だったと思います。ホテルの方から「またぜひお子さんとお越しください」と言っていただき、いずれぜひ家族で再訪したいなと思っています。
著者:柴崎諒子
2016年2月長女を出産。2019年3月に第2子出産予定。元雑誌編集部勤務で、企画・編集・営業・ライターを経験。現在は仕事をセーブしつつ子育て優先。妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆している。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。