ひんやり冷たいアイスクリームやシャーベット。妊娠前から大好き!という方もいるかと思います。ただ、妊娠中もこれまでと同じように冷たいデザートを食べても大丈夫なのでしょうか? 今回は冷たいデザートとの付き合い方についてお伝えします。
冷たいデザート、たまに食べるならOK!
アイスクリームやシャーベットのような冷たいデザートを食べたからといって、妊娠中の体に何か特別な影響が出ることはありません。
むしろ、妊娠初期はつわりで何も食べられないような時にアイスクリームを少し食べると、適度な糖分をとることができます。妊娠期間中もおやつとしてたまに食べる程度なら問題ありません。
シャーベットにすればカロリーオフ!
多くの場合、冷たいデザートには糖分が多く含まれています。特にアイスクリームは、乳脂肪分と糖分が多く含まれているため高カロリーです。
たとえば、アイスクリームよりも低カロリーのシャーベットやフローズンヨーグルトに変えるだけで、無理なくカロリーを減らすことができます。食べるときは、より低カロリーのものを選ぶようにしましょう。
体を冷やしすぎないように注意を!
妊娠中に体が冷えると血行そのものが悪くなり、むくみの原因にもつながります。冷たいデザートを食べるときは、一緒に温かい飲み物を飲むようにしましょう。
また、夏の場合も、くつ下やひざかけを利用すれば、冷え対策に効果があります。冷房がきいた部屋で冷たいデザートを食べるときは、こうしたものも準備すると体の冷やしすぎを防ぐことができます。
冷たいデザートもおやつです。体重増加が気になるときは、食べ過ぎに注意する必要があります。たとえばバナナを冷凍庫で凍らせるだけでも、ひんやりとしたおやつになります。カロリーオフしたいときは、手作りのおやつにも挑戦してみてくださいね。
管理栄養士で一男一女の母。大学卒業後、専業主婦時代に離乳食作りから食の重要性に気付き、管理栄養士・フードコーディネーター・消費生活コンサルタントの資格を取得。書籍や女性誌の栄養監修など、主に健康と食のジャンルを中心にフードライターとして活動中。