お互いワンオペ
私も仕事復帰し、初めての育児に久しぶりの職場と、とにかく毎日めまぐるしい生活をしていました。夫は夜勤もあり変則的なため、帰ってこない日もあるようなシフト制。夫に夜勤がなく早めに帰ってきた日は、私は遅くまで会社に残ってたまっている仕事をこなすような日々。
つまり、私も夫もお互いワンオペ状態での育児だったのです。実家の母や父にもたくさん助けられましたが、夫にも父親として早く育児に慣れてほしかったので、なるべく夫に指示を出してお願いしていました。
私が残業して帰宅したある日
夫がワンオペ育児になる日は、私が事前に夕飯の下準備を済ませておいて温めるだけで食べられるようにしたり、子どもたちの着替えを出しておいたりしていました。
ここまでしているのだから、子どものお世話をしながら、片付けなどの家事もできているだろうと期待をしつつ、たまった仕事を終えて夜遅くに家に帰ったある日のことです……。
食べたものはそのまま、おしりふきはフタが開きっぱなし、服は脱ぎ散らかされ……という散々な状態だったのです。疲れて帰ってきた私の体は、その光景を見た瞬間にさらに重くなりました。
イライラを隠せず
子どもと一緒に寝ていた夫が起きてくるなり、私はイライラを隠せず、ずっと文句を口にしながら片づけました。夫もいろいろ大変だったことを話しますが、それがさらに私のイライラに拍車をかけます。
「こっちは毎日毎日それをやってるんだよ!!」と、だんだんと口を開くと嫌味なことを言ってしまうので、お互い無言で黙々と家事を終わらせて寝床につきました。
一晩寝てすっきりしたためか、翌朝には私も夫もいつも通りに戻っていました。考えてみると、いつも穏やかでやさしい夫が、口を聞かずイライラしているなんて、よほど大変だったんだろうと思えてきて、私自身も自分の態度に反省。夫はワンオペでの大変だった出来事を話しつつ、「次は家事まで手が回るように頑張ってみる」と言ってくれました。
夫の言葉で、私自身、精一杯やっている夫に期待をしすぎていたことに気づかされました。仕事で遅くなったときに家が片付いていなくても大目に見ること、やっていないことばかりに目を向けず、夫の努力も認めることを心がけようと思った出来事でした。
著者:米田のの/40代女性/2013年生まれの長女、2015年生まれの長男、年の離れた2023年生まれの次女を育てる3児の母。思春期&ドタバタな小学生たちと、かわいい末っ子に癒やされる日々を過ごしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)
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