「お父さんと仲直りしないの?」子どもからの問いかけにドキッ…考えた末の答えは #離婚か再構築か 21
「夫から離婚調停を突き付けられた妻 離婚か再構築か」第21話。やさしくて頼りになるユウタさんと、付き合って1年になるタイミングで結婚した主人公の美穂さん。その後、第1子と第2子を出産し、マイホームを購入。幸せな日々を送っていました。ところが、住宅ローンの返済分として渡していた美穂さんのお金をユウタさんが使い込んでいたことが発覚。さらに、消費者金融からの借金も。
一度はユウタさんと別れることも考えますが、夫の謝罪を受けて美穂さんは再構築を選択。しかし、ユウタさんの雑な家事に美穂さんの負担は増すばかり。さらに育児のイライラも重なり、つい声を荒らげてしまう場面も。すると夫は、スマホで録音していたという美穂さんとの会話を持ち出し、「離婚調停を申し立てる」と言い始めたのです。
居場所を失った美穂さんは実家へ。そのまま離婚調停が始まりました。調停委員との話し合いでユウタさんは借金を妻のせいにし、美穂さんには不利な状況が続きます。
それからしばらくして、美穂さんはようやく子どもたちと再会。
子どもたちの想いを聞いて複雑な心境に…






1週間に1回、子どもたちと穏やかな時間を過ごせるようになった美穂さん。新しく借りたアパートに子どもたちを招き、お泊まりすることも。
幸せな時間を過ごす美穂さんですが、ふいに長女が「お母さんはお父さんともう暮らさないの?」と聞いてきたのです。どうやら、子どもたちは家族4人で暮らすことを望んでいる様子。
しかし、美穂さんとユウタさんの信頼関係はすでに破綻しています。子どもたちの願いを簡単には叶えられそうにないのでした。
子どもの存在によって、離婚を思いとどまる夫婦は少なくないのかもしれません。ただ、「自分が我慢すれば……」という考えは自分で自分を苦しめることに。再構築を選択してうまくいくケースもあるかもしれませんが、自分の気持ちも大切。美穂さんには後悔のない選択をしてもらいたいですね。
いもやまようみんさんの連載は、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。