思いもよらない参列者
夫だけが参列するはずでしたが、義母がどうしても私たちの息子を連れて行きたい!と言い出したのです。義母にとって、甥っ子の結婚式は親戚一同が集まる絶好の機会。そこで孫を親戚に紹介したい、という気持ちがあったようです。
しかし息子はまだ3歳と小さく、結婚式に連れて行くのは何かと大変です。落ち着いて座っていられるか、途中でぐずらないか、など心配事は尽きません。息子も連れて行くなら私も参加すると提案したのですが、義母と夫で面倒をみるから問題ないと言われ、結局わが家からは息子と夫の2人で参加することになりました。
取り残された私
結果的に私だけが留守番となり、自分で行かないと決めたものの、どこか置いていかれたような、寂しさを感じました。親族の慶事に自分だけが参加しないというのは、やはり複雑な心境になります。
そんな私の気持ちを察してくれたのでしょう、夫は帰宅後、義母が孫を親族に紹介できたことを大変喜んでいたこと、そして私が日ごろ育児で大変な思いをしていることを気遣い、「ゆっくり家で過ごせてよかったんじゃない?」と慰めてくれました。夫なりのやさしさだったように感じ、その言葉に、少し心が軽くなりました。確かに無理をして参加していたら、気を遣って疲れてしまったかもしれません。
今回のことで、夫の気遣いはうれしかったのですが、親戚付き合いについてもう少し積極的になろうと思いました。それぞれの価値観や考えによって難しいこともありますが、このようなことがあった場合、事前に夫婦でよく話し合い、お互いの気持ちを尊重しながら、より良い方法を模索していくことが大切だと感じました。
著者:山本みつる/40代女性/2児の母で子どもは長男2002年、次男2007年生まれ。わが子の子育てからは手が離れたものの、隣に住む兄夫婦の子育て奮闘記(長男2017年、次男2014年生まれ)を横目で眺め懐かしんでいる日々。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)
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