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「よかったら使って」物持ちがよすぎる義母からのおさがり攻撃がストレス。新居の収納崩壊の危機に

いつもきれいに整理整頓され、掃除の行き届いた義実家。しかし義母はどこから出してくるのか、自分が昔着ていた服や夫が子どものころに使っていた物、食器や家具など、とにかく捨てずに取ってあるのです。それを私や孫に「よかったら使って?」と勧めてくるのですが、正直いらない物も多々……。今回は、そんな義母からのおさがり攻撃に悩んだエピソードを紹介します。

 

結婚してビックリ!物持ちのよすぎる義母

30代前半で結婚した私たち夫婦は、夫の実家近くにアパートを借りて暮らし始めました。歩いて5分の距離にある義実家は、きれい好きの義母のおかげでいつ行っても片付いていて、物も整理整頓されていました。

 

義母の物持ちの良さを知ったのは、第1子を妊娠したときのこと。おなかが大きくなってきた私のために、義母が「着られそうな服を出したからもらって」と言ってくれたのです。早速義実家へ伺うと、大きな紙袋3つ分の衣類が準備してありました。

 

夫は男兄弟のため、私しかあげる人がいない、と自分の着なくなった衣類を広げて見せてくれる義母。気持ちはとてもうれしかったのですが、これがまた年代物な上、30代半ばの私が着るには少々勇気のいるデザインばかり。義母が学生時代に奮発して買ったというロングコートや、義父との結婚あいさつで着た思い出のミニワンピース、さらに義母自身ももらったり買ったりしたけれどほとんど着ていない衣類などでした。

 

もちろん状態はどれもきれいで、大切に保管してあったのだなと感じる衣類ばかりです。ただ、着るかと言われると返答に困る物が多く、とりあえずいただく形で持ち帰ったのでした。

 

次から次に増えるおさがりの品

その後、長女、長男を続けて出産した私に、今度は子どもの物を勧めてくれる義母。妊娠中に編んだという赤ちゃん用のケープから、男の子用のお宮参りの衣装や五月人形、夫や夫の兄弟が使っていた食器や手作りの幼稚園バッグまで。30年以上前の物が本当にきれいに保管されていました。思い出の詰まった物ばかりなので、使える物は大事に使わせてもらおうと思うのですが、本音ではやはり断りたい物も……。特に、五月人形はガラスケースに入った立派な物が5体もあり、わが家には飾る場所も保管しておくスペースもなく、なんとか義母に場所がないことを説明し、3体だけ引き取らせてもらいました。

 

義母が「いつか使うはず」ときれいに保管していた物を勝手に捨てるのも申し訳ないので、いただいた物はなるべく捨てずに保管しています。ただそのせいで、わが家のクローゼットはパンパン。結婚当初のアパートから一軒家に引っ越し、収納スペースが増えたにもかかわらず、義実家からいただいた物ですぐいっぱいになってしまいました。

 

 

断りたいのに断れない!頼りの夫は?

夫に相談したものの、「とりあえずもらっておいたら?」と面倒くさそうに言うばかり。夫は、義母の気持ちを無下にしたくないのと、自分が子どものころ使っていた物もあるので、それなりに思い入れがあるのでしょう。そのうち処分したらいい、と思っているようです。

 

ちなみに私の実母は、処分するのが大好き! いらないと判断した物はすぐに捨てるタイプです。私もそれを見て育ったので使わない物は捨ててしまいたい気持ちが強く、新居のスペースを無駄にしているようで、義母からのおさがり攻撃が徐々にストレスに……。

 

一方で夫は、義母ほど収納じょうずではない上に、物をため込むのが大好き。結婚前まで使っていた義実家の夫の部屋には、まだまだ物がどっさり残っています。きれい好きの義母からはよく「自分の物は早く新居に持って行って」と言われているようですが、わが家にもそんなスペースはありません。私からすれば、実家に何年も放置されたままの夫の私物は不用品です。

 

これまで、義実家からのおさがりは義母が大切に取っておいた物だから、と私が折れる形で引き取ってきました。しかしさすがに、わが家の収納スペースにも限りがあります。義実家がすっきり片付く一方で、わが家の収納がいっぱいなことを夫はどう思っているのでしょうか。義実家に残る夫の私物はなるべく早めに処分するとして、おさがり問題ついても夫に協力してほしいところ。ただ、義母もよかれと思って譲ってくれているので、未だに角の立たない断り方を模索中なのです。

 

まとめ

物が多いはずなのに散らかさない義母の収納能力や、何がどこにあるかすぐにわかる管理能力の高さは本当に感心します。私も限られたスペースできれいに整理整頓できればいいのですが、クローゼットには「いつか捨てよう」と思っている紙袋の山が増えるばかり。いただいた衣類は、なるべく1~2度は義実家へ着て行くようにしていますし、子どもたちへの贈り物にも感謝を伝えるようにしています。

 

ただこれからは、私だけが収納ストレスを抱え込まないよう、夫を説得しつつ、義実家との良好な関係を続けていけたらと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:小野 栞/真面目が取り柄の夫、2021年生まれの女の子、2023年生まれの男の子と暮らすパート主婦。結婚と同時に夫の地元に引っ越してきたため、慣れない土地での育児に奮闘中。ほぼ毎日遠方の実家にテレビ電話をかけ、リモート子守りしてもらっている。

イラスト/sawawa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年1月)

 

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