一人暮らしをすると言いながら一向にしないカホ姉を追い出せないならと、ヨリさんが思いついたのは、親子間での世帯分離でした。
しかし、世帯分離の申請を過去にカホ姉が役所でしたものの、受理してもらえなかったと話すお母さん。これを聞いたヨリさんは、やはり怖くてもカホ姉を交えて話し合いをするべきだと提案したのですが……?
ついに父と長女を交えて家族会議がスタート!
ヨリさんとお母さん、お父さん、カホ姉、家族4人での話し合いが開始。
お父さんから「自立が必要」と言われたカホ姉ですが……。
「え!? だって私まだ結婚してないし!」と、結婚していない自分は実家から出る理由がないと主張します。
「私はまだ戸籍上も2人の子どもでしょ!?」
「私が居ることでメリットが……!」
実家から追い出されないよう必死に訴えるカホ姉。
しかし、ヨリさんは淡々と事実を突きつけます。実家を出たいと言いながらも一人暮らしの部屋を探していないことを指摘。すると、カホ姉は「仕事が忙しくてそれどころじゃないのよ!」と怒鳴って言い返すのでした。
地元で就職し、実家と職場が近い場合は、一人暮らしすることにメリットがないように思えます。しかし、「自立」や「成長」といった面では、実家を出る必要がなくても一人暮らしを経験することは重要かもしれません。
カホ姉は、一人暮らしをすることで、家事の大変さやお金の大切さなどに気がつけて、支えてくれていた両親のありがたさを身に染みて感じることができるのではないでしょうか。「仕事が忙しくて」と言うカホ姉ですが、両親に迷惑をかけないためにも早く部屋を探して、自立することを決心してほしいものですね。
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