私たちをジロジロ見る隣の女性
わが子はおとなしい性格で、声も大きくないので外食時に騒がしくしたことはあまりありません。この日も、レンストランに着いてテーブルに案内されると、座っておとなしくしていました。しかし、席に着くなり、隣のテーブルの女性が頻繁にこちらをジロジロ見てきます。「なんだろう?」と最初は不思議に思いましたが、何もしていないので「気のせいかな?」と、気にしないことに。
すると、食事をし始めたころ、突然「子どもがうるさいから静かにさせなさい!」と女性から注意を受けたのです。予想外の言葉に私は驚きました。息子は特に騒いだりしていなかったからです。しかし、女性の大声に驚いて息子は泣き出してしまいました。私は泣き止ませようと必死に。周囲の視線も感じ、私はもう食事どころではなくなってしまいました。
そこへ、やり取りを見ていたらしき、女性の近くのテーブルにいる男性が、「あんたの声の方が大きいぞ」と女性に言ったのです。女性は気まずくなったのか、食事を終えて会計に向かい去ってしまいました。
レストランで、隣のテーブルから注意を受けた私。息子も驚いて泣き出してしまい、思わず心が折れそうになっていました。思えば、到着するなり女性はジロジロ見ていたので、私の気づかないうちに、息子の言動に女性を不快にした何かがあったのかもしれません。女性を一喝してくれた人には救われましたが、世の中には子どもが苦手な人もいるということを感じた出来事でした。この日、私はもっと子連れ客の多いファミレスに行けばよかったと後悔しました。最近は外食といえばもっぱらファミレスです。
著者:水野梨花/20代女性/3歳の息子を育てる一児の母です。毎日がとても楽しく、息子の成長が楽しみ。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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