カプリチョーザってどんなお店?
1978年、東京・渋谷で誕生したイタリアンレストラン。南イタリアの大衆食堂のような気取らない雰囲気と、手頃な価格で楽しめる本格的な料理が魅力です。
現在では国内外で100店舗以上を展開し、多くのファンに愛されています。
特に重視しているのが、トマトソースの原料であるイタリア産の完熟トマト。生産地や旬、品質管理までこだわる徹底ぶりだそうです。
そんなトマトから生まれる濃厚でコクのある味わいは、多くのファンを惹きつける代表メニューのベースとなっています。
野菜の味わいを楽しむ温野菜プレート
まず頼んだのは「温野菜のバター風味 ポテト添え」(1,100円 税込)。
おそらく頼んだことがない方も多くいるサイドメニューですが、かまいたちさんは「温野菜だけは絶対頼む」「子どもも食べてたわ」と大絶賛していました。
カラフルな野菜に、たっぷりの黄色いソースと少量のトマトソース、揚げポテトが添えられています。今まで見たことのない料理です!
具材はブロッコリー、カリフラワー、にんじん、コーン、ポテト、豆。全体的にクタッとやわらかめでした。
黄色いソースはシチューのようなやさしい香りで、野菜の甘みを引き立てる穏やかな味。
トマトソースを混ぜると、少し酸味がプラスされて味変になります。
唯一揚げてあるジャガイモがホクホクで、びっくりするほど甘い!唯一、塩気が強いのでアクセントになりました。
大勢で一皿頼んで、箸休めによさそうです。
みんなでワイワイ食べたいライスコロッケ
続いてやってきたのが「チーズ入りライスコロッケ」(960円 税込)。
手のひらサイズの丸いコロッケがゴロン!!これは見た目のインパクト大。
ナイフとフォークで半分に割ると、グリーンピースの入ったオレンジ色のごはんの中心からチーズがあふれだします。
衣は意外にも薄くて、サクッとした食感と脂のコクを足す程度。重たくありません。
中身はケチャップライスのような味で、たっぷりかかったミートソースのフレッシュな酸味が主張。
全体的に塩味は控えめですが、ボリューム満点なので半分くらい食べ進めると「これでちょうどよかった」と感じます。
チェーン店ではあまり見かけないのでぜひ頼みたいメニューですが、2人でシェアすると1人分がおにぎり1個分くらいに相当します。
頼む量には注意しましょう。
創業以来の人気No.1パスタは唯一無二の味
開店当初から、40年以上愛されている看板メニューが「トマトとニンニクのスパゲティ」(1,280円 税込)。
名前のとおりトマトソースがベースで、ニンニクのパンチはかなり強めです。
こんがり焼き色をつけたニンニクの香ばしい風味が一番の特徴で、茶色くホクホクしたスライスが入っています。
これはニンニク好きにはたまらない一品~!
辛味は強めですが、チーズでまろやかさがプラスされていて食べやすい。
よくあるトマトソースパスタともペペロンチーノとも決定的に違っていて、他では食べられない看板メニューの貫禄を感じました。
ニンニクがしっかり効いているので、次の予定がある方は気をつけてくださいね。
カプリチョーザは真似できない独自の魅力が満載だった
注文した3品ともにトマトソースが使われていましたが、一度も「似たような味だな」とは思わず、飽きることはありませんでした。
一緒に行った家族も大絶賛!塩気が強めの大手チェーン店に比べると、素材の味や風味を活かす繊細さを感じられるのもよかったです。
カプリチョーザが気になるなと思った方は、ぜひお近くの店舗を探してみてください。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。