喜んでほしかっただけなのに!
義母からの電話に出ると、「孫ちゃんのかわいい写真をありがとうね。で、ひな人形はそちらの親御さんが買ってくださったってことよね? ということは、あなたは私たちにも『何か買ってくれますよね?』って言いたいわけ?」とため息交じりで言われました。そんなことは微塵にも思っていなかった私が戸惑っていると、その様子に気づいた夫がすぐに電話を代わって、義母から事情を聞いてくれました。
すると「私たちは果物もひな人形もあげていない、ケチな祖父母だって言っているようなものよ!」と近くにいても聞こえるような声で怒っています……。夫が「そんなつもりで送ったんじゃない。ただ、娘の晴れ姿を見てほしかっただけで何かしてくれなんて思っていないよ」と言うと、義母は鼻を鳴らして「ふん! どーだか! 今回私たちからは何も送らないからね」と電話を切ってしまいました。
私が言葉を失っていると、夫が「母さんは昔っから怒ると手がつけれない感じなんだよ。でも、あれでも母さんなりに納得した態度だから気にしないで、ごめんね」とフォローしてくれたのでした。その後、私からもメールで「ただ、かわいい孫を見て喜んでほしかった。嫌な気持ちにさせてしまい申し訳ない」という内容を送信。義母からは「私もカッとなってしまってごめんなさい」とだけ返信が。どうやら義父にも怒られてしまったようです。
純粋に娘のかわいい姿を見てほしいと送った写真でしたが、今回は予想外の展開に驚きを隠せませんでした。いろいろな捉え方をする人もいることを理解して、言葉を添えるなど相手に配慮が必要だと感じた出来事です。
著者:村井あずき/20代・ライター。音が鳴るおもちゃが大好きな1歳の女の子を育てるママ。夫と2人で初めての育児に奮闘中。娘と一緒に絵本を読むのが大好き。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!