母親と楽しく過ごせると思ったのも束の間…
いつ陣痛が来てもいいように、母はお酒を控えてくれると思っていたのです。
※「正産期」は医学用語ではなく、俗語。正しくは、「正期産の時期」で、正期産とは妊娠37週0日以降から妊娠41週6日までに出産をすること。
まきさんの不安が薄れたかと思いきや、実家に着くなり、お酒を飲み始める母親。いつ陣痛が来るかもわからないので、できれば飲酒は避けてほしいまきさんをよそに、「予定日1週間前は飲まないようにするから!」と言います。
さらに、娘が里帰りしているからと早めに帰宅した父親も、一緒になってお酒を飲んでしまうのです。
知ってか知らずか、おなかの子は出産予定日を過ぎても生まれてきませんでした。
うまくやっていけそうと思いきや、いつもの時間にお酒を飲み始める母親に、まきさんはがっかりしたでしょう。言い返せないまきさんに、助け舟を出してくれるかと期待した父親もまた、一緒になってお酒を飲んでしまったこともショックでしたね。
まきさんが予約した陣痛タクシーは、妊婦さんをサポートするサービスです。事前に登録した病院まで送迎してくれるので、出産が近づいてきた妊婦さんは、登録しておくと安心でしょう。
いざというとき、両親が運転できない状況や、まきさんがひとりのときに陣痛が来ることもあるかもしれません。出産にむけた準備はできるだけ整えておいて、悪いことはないですよね。
きくちまきさんの連載は、以下のインスタグラムでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。