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生理休暇を使い「周りに迷惑をかけてしまった…」と思っていた私。翌日、同僚の反応は…

生理2日目のある日、生理痛がひどく、立っているのもやっとの状態でした。「生理休暇を取るなんて、職場に迷惑だよね」と何度も悩みつつ、会社に生理休暇の連絡をすることに。緊張しながら上司に相談したところ、驚きの反応が返ってきました。

休んでいいのか不安に思ったけれど

生理2日目のある日、特にひどい生理痛に襲われ、出勤前から立っているのもつらい状態でした。「今日は休みたい」と思う反面、「迷惑をかけたくない」という気持ちが頭をよぎります。

 

これまで一度も生理休暇を取ったことがなかったため、「本当に休んでいいのだろうか」と悩み、不安が募るばかりでした。それでも、その日の痛みは無視できず、「このままでは仕事ができない」と考え、思い切って上司に相談することを決意しました。

 

生理休暇に対する上司の意外な反応

さっそく会社に電話。「今日は体調が悪く、生理休暇を使わせてください」とたったひと言伝えるだけですが、私の声は緊張で震えてしまいました。息をのんで上司の反応を待ちますが、返事は予想以上にあっさり。「わかりました。ゆっくり休んでくださいね」と言われたのです。

 

「生理休暇ってこんなに気軽に使っていいものなの?」と、驚きと同時に張り詰めていた気持ちがふっとラクになったのを感じました。その日は湯たんぽを使っておなかを温め、ゆっくり休んで、生理痛を乗り越えました。

 

休み明けの周りの反応にもビックリ!

翌日、申し訳ない気持ちでいっぱいのまま、下を向いて出社しましたが、同僚から「体調大丈夫だった? 昨日は落ち着いていたから仕事量は問題なかったよ」と声をかけてもらいました。

 

「ありがとう。昨日1日休んでだいぶ良くなったよ」と返事をしつつ、同僚の言葉に気持ちが救われました。他の方も私が休んだことを気に留めている人は少ないようです。「休む=迷惑をかける」という思い込みが少しずつ薄れ、最近は自分の体調と向き合い、生理休暇を活用しつつ無理せず働けるようになりました。

 

 

今回の経験を通して、生理休暇を取りにくいと思うハードルは、自分の中の「申し訳なさ」が生み出していたことに気づきました。最近は「休むことも大切」だと考え、生理痛がひどい日は思い切って生理休暇を活用しています。

 

私の職場は、生理休暇に理解のある同僚や先輩が多いため、今後も無理せず自分の体調に合わせて働きたいです。

 

著者:あすまる/20代女性・会社員2年経験後、フリーランスのライターやデザイナー、YouTubeディレクターとして活動中。自分が心地よく生きられる仕事や趣味と出会い、毎日楽しく過ごしている。
イラスト:もふたむ

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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