そのうちやらねばと思い続けていた胃と大腸の内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)。昨年ついに胃の検査だけやってみることにしました。私より先に同じ病院で胃カメラ検査をしていた夫はまったくつらくなかったらしく、それを聞いて私もそんなに心配せずに検査を受けに行ったのですが……。
聞いていた話と違うじゃん(泣)
話が違う!!
そう叫びたい気持ちでいっぱいでした。
麻酔をしてもらったものの、口に胃カメラを入れた瞬間からオエっとなってしまい、それからもえづきが止まらず……。私がえづくと撮影が中断されるため検査自体も時間がかかりました。
そばにいる看護師さんが鼻で呼吸するよう何度も言ってくれるのですが、涙が出て鼻が詰まってしまったので、口でしか呼吸ができません。やっとカメラがスルスルと口方向に戻っていく感覚があったと思いきや、先生が「あ、十二指腸をもう一回撮ります」と言って、またカメラがおなかの底に戻っていったときは、勘弁してよ! と言いたくなりました(涙)。
幸い異常はありませんでした。しかし検査が終わったときには、涙と鼻水とよだれと胃液で、横向きになっている私の顔の下半分はびしょびしょ。検査着どころか下着まで濡れていました……。
ぼうぜんとしながらつるつるのきれいな自分の胃の中を見せてもらい、その後売店に行って下着一式を買い、検査着ももう1セットもらって着替えました(まだ他の検査が残っていたので)。
胃カメラでこんな目に遭うとはまったく予想していませんでした。次回胃カメラ検査をしてもらうときには、鼻から入れてくれる病院を探そうと思っています……。
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胃カメラで大変なことになってしまった和田さん。それでも、胃の中はとってもキレイとのことで、検査を受けたかいがありましたね。大変なこともあるかと思いますが、健診は定期的に受けたいですね。
【里村先生からのアドバイス】
胃の内視鏡検査には、2つの挿入方法があります。1つは口から挿入する経口内視鏡で、もう1つは鼻から挿入する経鼻内視鏡です。
経口内視鏡は喉の反射が強く出ることがあり、苦痛を感じる人が多くいます。ただ、感じ方には個人差があり、平気な人もいます。経鼻内視鏡は舌を通過しないため、喉の反射が起こりにくく、痛みが少ないとされています。実際、えづく人は少ない印象です。ただし、鼻腔が狭い場合や鼻の手術歴がある場合は、経鼻内視鏡が適さないことがあります。
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